ライブスチームの運転


1016. OS製 コッペルの修理&全般検査(オーバーホール) (その7)  (R8.6.28掲載)

 (その6の続きです)
令和8年(2026年)5月6日
ボイラー蒸気圧が上昇し準備が整ったので、これから試運転を開始します。


 試運転は本線の半周を4回走行しました。走行中の画像は、残念ながらありません。運転操作していましたので。画像は試運転を終えて、戻ってきたところです。

 試運転の結果は、次の通りです。
 〇ハンドポンプ : 良好
  ・火を入れる前にハンドルを前後動し、水面計の水位の上昇を確認したことを先に記載しましたが、火を入れて蒸気圧が上がっている状態においても、ハンドルを前後動すると水面計の水位が上昇することを確認しました

 〇ドンキーポンプ : 良好
  ・蒸気圧が上がっている状態において、グローブバルブを開けると、水ピストンが上下動し、水筒から水が漏れ出ることはなく、水面計の水位が上昇することを確認しました。なお、置換式給油器(ロスコー式給油器)()には、火を入れる前にスチームオイルを入れておきました。
    

 〇軸動ポンプ : 良好
  ・走行中、フィードバックバルブ()を閉めると、送り出された水はサイドタンクに戻らず、水面計の水位が維持・上昇することを確認しました。また、 フィードバックバルブ()を開けると、サイドタンクに戻って来ることを確認しました。また、戻る量が十分ありましたので、給水量も十分かと思われます。
   

 〇インジェクター : 確認とれず
  ・水コック()を開けて、インジェクター()に送水し、排水口()から水が出てくることを確認してから、ゆっくりとグローブバルブを開けていきました。排水口()から出てくる水の量は、グローブバルブを開けるに連れて、勢いがよくなり、更に開けていくと、やや勢いが衰えるものの水の排出は続き、水面計の水位の上昇は確認できませんでした。少し走行した後に試験をしたので、送水した水の温度が上昇していた可能性もなきにしもあらずです。次回、再度試験を行うこととします。
    

   
   水コックです。この画像では縦になっており閉まっており、送水していない状態です。送水するときは90度回して、横にします。


 給水装置以外については、自ブロアー(ブロアーバルブ)による通風良好吐出管からの排気による通風良好汽笛鳴動良好石炭の燃焼具合い良好 です。その他、特段の異常は見当たりませんでした。
 画像は試運転を終えて火を落とし、ボイラーの水とサイドタンク・ボトムタンクの水を抜いているところです。


 その後、煙室戸を開けて、煙管掃除を行うと共に、煙室内にこびり付いている灰殻をカニフォークで落としていたのですが、誤って、スチームパイプが煙室から出ていく箇所()に詰めてあったモノを引っかいてしまいまして・・・。完成時はおそらく白っぽかったのではないかと思われるのですが、長年の走行で真っ黒になっており、灰殻だと思ったのです。 自宅に帰ってから、引っかいたモノをコッペルの組立説明書と部品表で調べてみると、”セラミックセメント”のようです。

 
 TREC Corporationさまのアドバイスに従い、クリーナー(右の画像)で油汚れを落とした後、オイルスプレーを吹きかけておきました。

 今後、@スチームパイプが煙室から出ていく箇所の補修、A乗用台車に取り付けている速度計の電池が切れていたので、電池を交換する、Bインジェクターからの給水の再確認を行う予定です。

(その6へ戻ります)   (その8に続きます)  


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