|
(その1の続きです) 5インチゲージ OS製 T5ーSUPERの運転室
![]() 引き続き、5インチゲージ OS製 T5ーSUPERの運転室の各機器を見ていきます。 D : シリンダードレンレバー ![]() シリンダードレンレバーです。押す引くして、シリンダードレンコックを開閉します。シリンダー内に入った蒸気が冷やされ水に戻ったときに、コックを開いてシリンダーから排出します。シリンダーが温まれば、閉じておきます。誤って開いたまま走行し続けると、折角つくった蒸気を無駄に排出して、ボイラー蒸気圧の低下を招きます。 E : 加減弁ハンドル ![]() 加減弁ハンドルです。反時計回りに回すと、加減弁が開いて走りはじめます。時計回りに回すと、加減弁が閉じて止まります。 ![]() これは、私の3.5インチゲージ OS製 クラウスの加減弁ハンドルです。T5ーSUPERと同様に加減弁はネジ式で、ハンドルを回して開閉しますが、見比べてみるとハンドルの形状が異なります。こちらは丸型ですが、T5ーSUPERのハンドルは Z のような形状をしており、回し具合いが分かりやすそうです。 F : 焚口戸 ![]() 焚口戸です。左の画像は正面から、右の画像は横(非公式側)から見たものです。二重になっており、”手前”に開きます。 5インチゲージ パーパス製 C57の焚口戸 ![]() こちらは、以前撮影した、5インチゲージ パーパス製 C57の焚口戸で、実機の8620形や9600形のように、鎖(←)を引き上げて、”上”に開きます(実機は、左右に開くバタフライ式だと思いますが)。 5インチゲージ セントラル鉄道製 38631(8620形)の焚口戸 ![]() こちらは、令和6年9月15日、ミニSLフェスタinおやべにおいて撮影した、5インチゲージ セントラル鉄道製 38631(8620形)の焚口戸です。実機通り、鎖(←)を引き上げて、”上”に開きます。 5インチゲージ OS製 コッペルの焚口戸 ![]() こちらは、私の5インチゲージ OS製 コッペルの焚口戸で、”右”に開きます。 5インチゲージ 自作のビッグボーイの焚口戸 ![]() こちらは、5インチゲージ 自作のビッグボーイの焚口戸で、”左”に開きます。 5インチゲージ 動輪舎製 C58138の焚口戸 ![]() こちらは、令和6年9月16日、ミニSLフェスタinおやべにおいて撮影した、5インチゲージ 動輪舎製 C58138の焚口戸です。実機通り、蒸気動力で左右に開くバタフライ式で、オーナーさまのこだわりを感じます。左の画像が閉じている時で、右の画像が開いている時です。 OS製 T5ーSUPERの焚口戸 ![]() 焚口戸は、”手前に開く”、”上に開く”、”右に開く”、”左に開く”、”左右に開く”など、開く方向はいろいろあります。また、38631(8620形)やC58138のように、実機通りのつくりのものもあり、それぞれ特徴があります。画像はT5ーSUPERの焚口戸を開いたときですが、手前に開く場合、支点付近(↓↓↓↓)に石炭をこぼすと、焚口戸が閉まるのを妨げることがあります。また、走行中に開いてしまうことがあります。しっかりと閉めてない状態で発車し、走行中の振動で開くのかもしれません。その点、38631(8620形)のように上に開く場合は、自然に開くことはないと思われます。焚口戸が開いたまま走行すると、冷たい空気を火室に取り込み、ボイラー蒸気圧の維持・上昇の妨げになります。逆に、ボイラーの蒸気圧と水位が十分な場合において、安全弁から蒸気が噴出しそうになった時(注)、焚口戸を意図的に開けて走行することがあります。 (注)圧力計と安全弁を見ていると、蒸気が噴出しそうなことが分かります。 (その1へ戻ります) (その3に続きます) |