(その7の続き) スチームアップ中!!!
石炭が燃焼しはじめ、煙突から煙が出ています。圧縮空気で通風を効かせており、
電動ブロアは使っていません。 石炭はドンドン燃焼しますので、しっかり投炭します。 可愛らしいショベルに石炭が乗っています。 焚口戸を開けて、投炭しています。蒸気圧が上がるには時間がかかります。何度も何度も投炭します。
通風が強いと短時間で昇圧できますが、ゆっくりと昇圧を楽しむのも良く、このあたりは人それぞれの好みかと思います。 ボイラー蒸気圧上昇中!!!
ボイラーの圧力計の針が0.2MPaを上回りました。
ここまで昇圧すると安全弁が噴くまでそれほどの時間がかかりません。あと一息です。
圧力計をよく見ると、0.5MPaの位置に▼の印があります。
0.5MPaで安全弁が噴き出すのかと思われます。 さ〜 発車!!!
安全弁が噴きました。水面計を見ると充分な水位があります。
オーナーさまがテンダーに乗車され、さ〜 発車です。 シリンダ―排水弁の作用テコ(ドレンコックレバー)
□内はシリンダ―排水弁の作用テコです。
実機では加減弁ハンドルを操作する時点では閉めておき、動輪が回転しはじめてから開けるようです。
シリンダ―排水弁作用テコを開けた状態で加減弁を開けると始動困難だそうです。
5インチゲージの模型の場合も、
加減弁ハンドルを操作する時点では閉めておいた方が良いのでしょうか? 本線には後進して出ました。
一旦停止し、ネジ式逆転機をクルクル回して、前進にセットされているのでしょう。テコ式ならすぐに前進にセットできますが、
ネジ式は少々時間がかかります。 走行開始
倶楽部のメンバーが見ているなか、C56が走りだしました。
オーナーさまは”緊張”と”感動”に包まれていることでしょう!!!。 駅に到着しました。安全弁が噴いており、快調な滑り出しのようです。 安全弁付近をアップしてみます。前後2個付いている安全弁のうち、
前側の方が噴き出し設定圧力が低いようです。 「つくで駅」では倶楽部のメンバーが出迎えました。写真右側は、
59〜66でご紹介した、OS製 コッペルです。お客様がご乗車され、まもなく発車でしょう。
その後ろは、和田ワークス製のコッペルです。機会があればご紹介したい機関車です。
ドライバーは女性です。乗客のお坊ちゃん(白い服)が発車を待っているようです。 (その9に続きます) |