ライブスチームの運転


363. OS製クラウスのサイドタンクの修理と”模型ボイラー検査カード”   (その1)   (H31.3.16掲載)

 昨年(平成30年)2月のOSLSC(O.S. LIVE STEAM CLUB)再入会を機に、 OS製コッペルとOS製クラウスのボイラーの水圧試験を実施した模様を、 296〜308. ボイラーの水圧試験で、とりあげましたが、その時に見つかった、 OS製クラウスのサイドタンクの修理を行うこととしました。


クラウス
平成30年4月7日、ボイラーの水圧試験を行った後、動輪を浮かせて、圧縮空気で駆動させてみた時の写真です。 動輪が回転すれば、軸動ポンプが駆動しますので、サイドタンクに給水しています。 その時に、公式側のサイドタンクから水が漏れているのが、見つかりました。


クラウス クラウス
OSさまに注文し、届いたウォータータンクです。 右側の写真は、上下逆に置いたもので、ネジやブッシュの穴が開けてありました。


クラウス クラウス
修理する前に、クラウスを屋外に持ち出し、サイドタンクに水を入れて、漏れ具合いを確認しています。 前方からは、ポタリ、ポタリと落ちる程度ですが(↓ ↓)、 後方からは、連続して流れ出ています()。


クラウス
念のため、非公式側のサイドタンクも確認しておきます。 水漏れはないようです。


クラウス
両側のサイドタンクの水を完全に抜いてから、屋内に持ち込みました。 ダイニングテーブルの上に新聞紙を広げて、臨時の作業台とします。


クラウス
公式側のサイドタンクを取り外すため、運転室を覆っている、 キャブルーフ、キャブサイドパネル、キャブフロントパネルを取り外しました。


クラウス
フィードバックバルブに繋がっている、配管をスパナで取り外しています。


クラウス
サイドタンクの下側で固定しているネジを外し、 左右のサイドタンクを繋いているジョイントパイプからエルボを抜いて、 サイドタンクを取り外しました。


クラウス
取り外した、サイドタンクです。内側に入っている、白っぽいものが、 交換するウォータータンクです。


クラウス
ウォータータンクです。サイドタンクから取り外しました。 上部前方が内側に湾曲しています。


クラウス クラウス
ウォータータンクを下から見てみます。 前方に亀裂が入っているのが確認できます()。 ここから水が漏れ出ていたものと思われます。


(その2に続きます)  


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