ライブスチームの運転


388. アスターホビー製 森林鉄道 B形タンク機関車   (その1)   (R1.6.12掲載)

 本年(平成31年)1月、このホームページをご覧になられた、大分県のFさまより、 メールをいただきました。
 「いつかはライブスチームを走らせてみたい!!!」と思っておられ、 オークションで、46. 久しぶりの1番ゲージライブスチーム (その9)に掲載した、 森林鉄道 B形タンク機関車を入手されました。 しかしながら、ボイラーへの注水口が不明であること、また、どれぐらい水を入れるのか分からなく、 運転方法などを教示していただきたいとのことでした。 以降、メールで何度もやり取りさせていただき、 完走にいたりましたので、その模様をレポートさせていただきます。 なお、写真はFさまより、送っていただいたものをベースとしています。


アスターホビー製 森林鉄道 B形タンク機関車
Bタンク
私がライブスチームに興味をもった高校1年生のとき、TMS誌上の広告で、 この森林鉄道 B形タンク機関車の存在を知りました。


Bタンク
価格は、キットで39,500円、完成機で49,500円だったと思います。


Bタンク
前面です。煙突といい、カウキャッチャーといい、 堂々としています。


Bタンク Bタンク
後部です。バックで走行しても、見劣りしないと思います。 連結器は、朝顔形で好ましいです。なお、連結器より下にある黒いボックスは、 燃料用アルコールのタンクです。


Bタンク
ボイラーの上から見てみます。 前から、煙突、蒸気溜、砂箱、安全弁です。


Bタンク
運転室を上から見てみます。写真の上側が、機関車の前側です。 加減弁)を開けると、 置換式(ロスコー式)給油器)に蒸気が入り、 冷えた蒸気は水となり、下に溜まり、上に持ち上げられたスチームオイルは、蒸気に誘われて、 一緒にシリンダーに送られます。


Bタンク Bタンク
オイルタンクのキャップを開けたら、黒いゴム状物質が詰まっているとのことで、 送っていただいた写真です。アップしてみたのが、右側の写真です。 黒い物質は、残っていたスチームオイルかと思われ、綺麗に取り除いていただきました。


Bタンク
蒸気の通路をみてみます。加減弁を開けると、 ↓ ←を通り、 置換式給油器に入り、そして、スチームオイルと共に、 ← ↑を通り、 前方のシリンダー方向に向かいます。


(その2に続きます)  


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