ライブスチームの運転


513. OS製コッペル シリンダードレンコックの修理  (その2)  (R2.8.26掲載)

  (その1の続きです)

 
ドレンコックレバーのこの穴()に、 シリンダードレンコックのここ()を挿し込んで、 半田付けをします。


まず、ドレンコックレバーの穴に、シリンダードレンコックを挿し込みました。


次に、半田付けをするのですが、ドレンコックレバーの、 ドレンコックレバーピンが固定されている側が下がっています。 そこで、平行にするため、シリンダードレンコックに細い針金を巻き付け、 下から支えるようにしました。


アップして見てみます。ほぼ平行になっています。 なお、半田付けする部分を、 紙やすりで、 やすっておきました(内)。


 半田付けしました()。 私が保有している半田ごては、高校生の時に購入した電子工作用ですので、果たして半田付けできるか心配でしたが、できました。 ただ、所属する倶楽部のメンバーの方から、「腕はハンダ付けする様になっていると思いますが、 OSさんのコックは樹脂を使っていると思いますので、ハンダ付けする際は、 素早くしてバルブ部に熱を掛けないようにして、樹脂を溶かさない様にして下さい。」とのアドバイスをいただきました。 が、半田付けした後でした。樹脂が溶けていないことを祈っています。
 また、平行に付けるため、細い針金を巻き付けた上で、半田付けしたのですが、 なぜか上に持ち上がって付いています。半田ごてをあてて、熱を加えているときに傾いたのかもしれません。 細い針金で下から支えるだけではなく、上に持ち上がらないように縛っておけば良かったのかもしれません。 平行になるよう、修正しておいた方がいいのかもしれませんが()、 機関車に取り付けるときに問題があれば、その時に修正することとし、先に進みます。 なお、自宅でできる作業は、ここまでです。


約2週間後、よさみ鉄道倶楽部の定例運転会が行われる、 フローラルガーデンよさみ(愛知県刈谷市)にやってきました。 この先の修理作業は、ここで行います。


 
何をしたのか、この写真で分かりますでしょうか?。 コッペルを立てた状態で、修理作業を行うのですが、 機械式給油器(ルブリケーター)内にスチームオイルが入っていたので、 立てたとき、垂れ出てこないよう、蓋を紐で縛ったのです。


後ろ側を下にして、コッペルを立てました。


 
 機関車の少し後ろの線路に、木板を敷いて、 機関車前部を持ち上げて、木板の上に機関車を載せました。 木板を敷く位置が機関車に近いと、連結器が木板に接触しますので、 適当に機関車から離して、敷きます。 何年か前、軸動ポンプが不調になり、修理することになったとき、 所属する倶楽部のメンバーの方に、立てて修理することを教えていただきました。 シリンダードレンコックの修理も、立てた方が修理し易いと思い、立てました。


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