ライブスチームの運転


514. OS製コッペル シリンダードレンコックの修理  (その3)  (R2.8.30掲載)

  (その2の続きです)

コッペルを立てた状態で、修理します。 内が修理箇所です。


折損したシリンダードレンコックの雄ねじが埋まっています()。


 
アップして見てみます。黒く汚れており見づらいですが、 これ()が銅パッキンで、 これ()がナットです。 ここ()で折れています。 右側の写真は、これから取り付ける、銅パッキンとナットです。


 
反対側(公式側)のシリンダードレンコックです。 持参したコッペルの組立説明書と、こちら側を参考にして、各部品を取り付けていきます。


折損したシリンダードレンコックの雄ねじ(内)を取り外しました。 写真右側が使用したマイナスドライバーです。 思ったより、簡単に取り外せました。雄ねじといっても、考えてみれば、中空なのですから、 その中にマイナスドライバーの先を挿し込んで回せば、取り外せたのです。


取り付ける、シリンダードレンコックです。 銅パッキン()とナット()を取り付けました。 そして、ここ()をシリンダーボディにねじ込みます。 なお、シリンダードレンコックにドレンコックレバーを半田付けしたとき、 平行にならなかったので、少し開いています()。


 
シリンダードレンコックをシリンダーボディにねじ込み、角度を合わせて、 ナットをスパナで締めています。が、締めるにつれ、シリンダードレンコックも時計回りに回ってしまい、 なかなか丁度いい角度になりません。 また、ドレンコックレバーピン()と コネクティングプレートB()が干渉します。 更に、コネクティングプレートB()は、 油水の排出用の銅パイプ()とも干渉します。 「ウ〜〜〜ン」。すんなりとは、進みません。


シリンダーの前後にある、シリンダードレンコックに連結し、 コネクティングプレートB()の動きを伝える、 コネクティングプレートA()を ドレンコックレバーピンに挿し込んでみました。


(その2へ戻ります)   (その4に続きます)  


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