(その3の続きです) 着火剤を火室内に押し入れ、 電動ブロアーのスイッチを入れたら、
選別しておいた、太平洋炭を手で火室内に入れます。
火室内の空間の7〜8割程度を埋めるぐらい、沢山入れます。
なお、赤っぽく燃えているのは、着火剤です。 太平洋炭を入れ終わったら、焚口戸を閉めます。
着火してから、ここまでを出来るだけ短時間で行います。
なお、必要に応じて、電動ブロアーのワニ口クリップのつかむ位置を変えて、
シロッコファンの回転速度を調整(着火時、弱めにしていたら、強くする)します。
消耗した乾電池の弱弱しい回転では、スチームアップは困難ですので。 焚口戸の穴(↓ ↓ ↓)を見ても、
炎は見えません。
これから、着火剤から太平洋炭に燃え移っていきます。 この時の時刻を確認しておきます。
写真は乗用台車の最前部に取り付けた、速度計です。
時刻は、10時7分を表示しています。 ボイラーの圧力計の針は0を指しています。
針は、なかなか動きません。 太平洋炭は炎を出して、ドンドン燃焼していきますので、
燃え尽きる前に、適宜投炭します。電動ブロアーの通風がよく効いて、活発に燃焼していると、
焚口戸を開けると、「ゴー」という音が聞こえます。
いい感じです。 焚き火のような、優しい燃え方では、
芳しくありません。 電動ブロアーからは、盛んに煙を排出しています。
太平洋炭が活発に燃焼している証拠です。 水面計です。ボイラー蒸気圧が上がりはじめると、
水位が上下に変動することがあります。 (その3へ戻ります) (その5に続きます) |