ライブスチームの運転


526. OS製コッペルのスチームアップ  (その4)  (R2.10.17掲載)

  (その3の続きです)

 
着火剤を火室内に押し入れ、 電動ブロアーのスイッチを入れたら、 選別しておいた、太平洋炭を手で火室内に入れます。 火室内の空間の7〜8割程度を埋めるぐらい、沢山入れます。 なお、赤っぽく燃えているのは、着火剤です。


太平洋炭を入れ終わったら、焚口戸を閉めます。 着火してから、ここまでを出来るだけ短時間で行います。 なお、必要に応じて、電動ブロアーのワニ口クリップのつかむ位置を変えて、 シロッコファンの回転速度を調整(着火時、弱めにしていたら、強くする)します。 消耗した乾電池の弱弱しい回転では、スチームアップは困難ですので。


焚口戸の穴(↓ ↓ ↓)を見ても、 炎は見えません。 これから、着火剤から太平洋炭に燃え移っていきます。


 
この時の時刻を確認しておきます。 写真は乗用台車の最前部に取り付けた、速度計です。 時刻は、10時7分を表示しています。


ボイラーの圧力計の針は0を指しています。 針は、なかなか動きません。


太平洋炭は炎を出して、ドンドン燃焼していきますので、 燃え尽きる前に、適宜投炭します。電動ブロアーの通風がよく効いて、活発に燃焼していると、 焚口戸を開けると、「ゴー」という音が聞こえます。 いい感じです。


焚き火のような、優しい燃え方では、 芳しくありません。


電動ブロアーからは、盛んに煙を排出しています。 太平洋炭が活発に燃焼している証拠です。


 
水面計です。ボイラー蒸気圧が上がりはじめると、 水位が上下に変動することがあります。


(その3へ戻ります)   (その5に続きます)  


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