(その6の続きです)![]() 火室に灯油付けの木片を入れ、そして、着火しました。 ![]() 火室内は火の海のように、木片が盛んに燃焼しています。
神秘な世界のはじまりです。 ![]() 有煙炭を投炭しています。
木片投入時と同様、後方に偏らないよう、前方にも入れます。
外気を火室に取り込まないよう、速やかに入れて、焚口戸を閉めます。 ![]() ![]() 煙突上の電動ブロアーにより通風を作り、
活発に燃焼させます。 ![]() ![]() 有煙炭の燃焼に伴い、適宜、投炭を繰り返し、ようやくボイラー蒸気圧が上昇しはじめ、
そして、3kg/cm2に達しました。
運転室の各機器からの蒸気漏れはなさそうです。 ![]() 安全弁から、ゆるやかに蒸気が立ち昇っています。 ![]() ![]() 試運転終了後に撮影した写真です。
安全弁上部の弁帽にはたくさんの穴が開いています。
この穴から蒸気が噴き上がるのですが、この穴一つ一つを開けて、製作されたそうです。
ビックリです。 ![]() ![]() 駅に到着します。当日は有料運転日で、1番線は営業列車が使用していますので、
邪魔にならないよう、2番線に進入します。営業列車を牽引する、”433(よさみ)号”は、
電動の蒸気機関車に対し、こちらは、実機同様に石炭を焚いていますので、
お客さまの注目をあびています。 (その6へ戻ります) (その8に続きます) |