ライブスチームの運転


699. 令和4年11月 OS法隆寺定例運転会 (その1)  (R5.3.29掲載)

 今回は、令和4年11月20日(日)に開催されました、 OS法隆寺レイアウトでの定例運転会模様をレポートします。 前月に引き続いての参加です。前月は高速道路の工事規制の影響で遅れて、開門時刻の9時直前の8時51分の到着となりましたので、 今回は工事規制区間を迂回したところ、8時24分に到着しました。それでも、1番ではありません。皆さん熱心です。

OS製 3.5インチゲージ PORTER MOGUL ボイラーの水圧試験
 
 OS製 3.5インチゲージ PORTER MOGUL(ポーターモーガル)コロラド セントラル レールロード仕様のボイラーの水圧試験を行う準備をしています。 画像は蒸気ドーム上の安全弁を外しているところです。


 
安全弁2つを外して、プラグ(← ←)で塞ぎました。


次に砂箱()を外します。


 
 砂箱の中にプラグ()があります。 プラグをアップで見たのが右の画像です。これを外します。 そして、通風弁、加減弁などを全閉して、ハンドポンプなどでボイラーに水を入れます。


満水になりましたら、アダプターを介して、 テストポンプの高圧ホースとボイラーとを繋ぎます()。


 接続箇所をアップして見てみます。 これ()がアダプターです。 市販品はありませんので、自作するしかありません。 OS法隆寺レイアウトには、テストポンプの他に、OS製のボイラーの水圧試験に必要な、テストポンプの高圧ホースとボイラーとを繋ぐアダプター、 安全弁の口を塞ぐプラグなどが置いてあり、とても便利です。私は、テストポンプは市販品を購入し、 アダプターは倶楽部のメンバーの方に設計・製作していただきました(296.ボイラーの水圧試験 (その1)(H30.7.25掲載) 参照)。


 ボイラーを満水にし、テストポンプを接続しましたので、 加減弁や通風弁などが全閉になっていることを確認した後、水圧をかけていきます。 テストポンプの圧力計()を見て、 テスト圧力(使用圧力の1.5倍)まで、ハンドルを上下させます。 画像ではオーナーさまが左手でハンドルを上下させています。 この時、圧力計()を見ながらハンドルを上下させて、 テスト圧力を超えないように注意します。


 テストポンプの圧力計()の針がテスト圧力に達したら、 このボールバルブ()を閉じます。 画像は開いている状態です。こっちのボールバルブ()は開けたままとします。 なお、ボイラーに精度の高い圧力計を接続した場合は、こっちのボールバルブ()を閉じてもいいと思います。


運 転 室
テストポンプの圧力計の針を注視していると、針がゆっくりと下がっていきます。 運転室内や煙室内などを見て、漏れている箇所を探します。


 どうやらボイラーの水面計から漏れているようです。ガラスパイプの上下のネジ(→ ←)をスパナで少し締めてみます。 そして、再度、テスト圧力まで水圧をかけて、改善具合いを確認します。

(その2に続きます)  


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