ライブスチームの運転


715. 令和5年1月 OS法隆寺定例運転会 (その5)  (R5.5.24掲載)

 (その4の続きです)

MOUNTAINEER(マウンテナー)の運転室
引き続き、運転室の左側の各機器を見ていきます。

 F : 水面計
       
      ボイラーの水面計です。 ボイラーの水位を知る上で、とても重要な機器です。火を入れたら火を落とすまで、常に注視します。


 G : 焚口戸
      
      焚口戸です。左から右方向に開きます。


MOUNTAINEER(マウンテナー)の運転室
次に、運転室の右側の各機器を見ていきます。

 H : 圧力計
      
      ボイラーの圧力計です。 水面計と同様、とても重要な機器です。 この圧力計の単位はMPaではなく、psi(重量ポンド毎平方インチ)でしょうか。


 I : 加減弁ハンドル
      
      加減弁ハンドルです。 左に回すと弁が開き、機関車が走り出します。右に回すと弁が閉じます。 よく見ると、操作棒()が前方に伸びています。


       
      上から見てみます。操作棒は運転室から前方に伸びており()、 蒸気ドーム()の中と繋がっています。中に加減弁があるようです。


 J : インジェクターグローブバルブ
      
      インジェクターグローブバルブです。 配管が運転室から前方に伸びており()、 バルブを開けると、蒸気がこの中を通って、インジェクターに向かいます。


      
      そして、蒸気は運転室から前方に伸びている配管を通って(↓ ↓ →)、 運転室の前方、非公式側のサイドタンクの後方にある、 インジェクターに送られます。

          インジェクター
      
      インジェクターからボイラーに給水する時は、 水コック()を開けます。 画像では閉まっています。90度回すと、水がインジェクターに送られます()。 そして、排水口()から水が出てきたら、 インジェクターグローブバルブをゆっくり開けます。 蒸気がインジェクターに送られ()、 そして、水が勢いよく排水口()から排出されます。 更にインジェクターグローブバルブを開けると、 排水口()から水が排出されなくなり、ボイラーに給水されます()。

(その4へ戻ります)   (その6に続きます)  


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