(その1の続きです) OS製 3.5インチゲージ C628です。 オーナーさまは、いつもこの機関車を快調に走らせておられます。 ここはターンテーブル近くの高架線路で、走行終了して火を落として煙管掃除などを行う場所です。 走行終了するには早い時間ですので、オーナーさまにお尋ねすると、”(本線を)走行中に先輪に異常を感じたので、 点検している。”とのことで、調べた結果、先台車を留めているネジが外れていたそうです。 これまでの走行で、少しずつ緩んでいったのかもしれません。 走行中は視覚、聴覚、臭覚などを働かせ、異常がないかとげすまし、 異音などを感じたら、オーナーさまのように、走行を取り止めて点検した方がいいと思います。 必ずそうなった原因があるのですから。 私は以前、OS製コッペルで運客走行中にガツンと音がし、 そのまま走行を続けて駅で停車しようと、OS製軽量台車のブレーキレバーハンドルを引いたところ、 手応えなく、ブレーキがまったく効かず、両足を地面につけて列車を止めたことがあります。 OS製軽量台車を上下逆さにして点検したところ、ブレーキ部品が折損していました。 線路を固定しているボルトが何故か上に突き出ているところに、ブレーキ部品が接触して折損したのが原因でした。 その後、仕様変更があったのか、新しいOS製軽量台車には、そのブレーキ部品を保護するカバーが取り付けられています。 OS製 3.5インチゲージ クラウスです。
公式側の足回りに注油しています。 タンク機関車の水槽の容量は少なく、テンダー機関車のように多く積載できませんので、 連続走行する場合は補給方法が課題となります。このクラウスの列車では、次位に水槽車を連結し、 その後ろに運転操作者が乗る台車を連結しています。 水槽車の中にハンドポンプがあります。
走行中、ハンドポンプのハンドルを前後動して、サイドタンクの水槽に給水ができます。 よく見ると、オーナーさまの上着の右腕上部に安全第一とあります。
とても重要なことです。見習います。 クラウスの火格子です。C21のオーナーさまが製作されたそうです。 ステンレス鋼SUS304を使われたそうです。 穴あけ加工などが難しい金属ですが、よく製作されました。私も火格子が劣化したら、製作していただこうかと・・・。 ボイラー蒸気圧が上がってきたようです。安全弁からモヤモヤと蒸気が出てきました。 さー出発です。「行っていらっしゃ〜〜〜い。」 本線を走行しています。クラウスはボイラー水容量が少ない小型機関車で、運転操作はとても難しいです。
が、今回も快調な走りです。 こちらはOS製 3.5インチゲージ C628です。
先台車の修理を終えたようで、再び本線走行を開始しました。
修理できて良かったです。 (その1へ戻ります) (その3に続きます) |