(その4の続きです) ボイラー蒸気圧が上がりました。8620形のテンダーにオーナーさまが乗車され、いよいよ出発します。 8620形のテンダーには、燃料のオガ炭を積載しています。 オガ炭は細長い状態で販売されていますので、 真ん中の穴を残し、適当な横幅(この機関車の場合、20mm程度?)に鉈(なた)で割るといいと思います。 表面積を広くし、真ん中の穴は燃焼に必要な空気が充分に行き渡るよう、通り道として残しておくことがポイントのように思います。 ノコギリで切ると粉になってしまいますので、鉈で割るのがいいと思います。 それに、ノコギリで切るより、鉈で割った方が手間がかからなくて、一石二鳥です。 オーナーさまが右手で操作しているのは、加減弁の延長ハンドルです。
左に回すと弁が開いて走り出し、右に回すと弁が閉じて止まります。 本線に出るまでの急勾配がはじめの難所なのですが、無事に越えて、本線走行を開始しました。 本線を約半周走行して、駅の2番線で停車しました。ボイラー蒸気圧はどうでしょうか。
圧力計を見ると、30ちょっとです。少し低下した程度です。 本線を走行しています。「おっおっ、安全弁から蒸気が噴出しています!!!。」
調子が出て来たようです。 鉄橋を渡り、踏切を過ぎた地点です。 オガ炭を焚いており、煙が見えません。 再び、駅の2番線で停車しました。ボイラー蒸気圧はどうでしょうか。
圧力計を見ると、60ぐらいを指しており、快調です。 (その4へ戻ります) (その6に続きます) |