(その5の続きです) 駅の2番線で停車しています。走行中に投炭することは困難ですので、 停車中にオガ炭を投炭します(オガ炭の場合はショベルを使わないので、”投炭”とは言わないのかもしれませんが)。 2番線から発車していきます。 ところで、この機関車の名前ですが、タイトルの”ノース・イースタン・レイルウェイ クラスーT 1272”は、 OSさまのライブスチームコレクション販売時の案内資料によったものです。 一方、オーナーさまからは、”NETTA”と伺っています。 そこで、手持ちのREEVESさまのカタログ(23RD edition)で調べてみます。 ありました!!!。 ”NETTA 0−8−0 N.E.R TENDER LOCOMOTIVE”と、 3.5インチゲージと5インチゲージの2つ記載されています。 5インチゲージの方を見てみると、モデルエンジニア誌に、1954年1月から1955年8月まで連載されたようです。
私が生まれる前のことで、びっくりです。 シリンダーは、ボア1 5/8(約41.3mm)、ストローク2 1/4(約57.2mm)で、スライドバルブ、スチーブンソン式弁装置とあります。 更に説明を読むと、”Axle Pump”、”Tender Handpump”の文字があります。 ”Axle Pump”とは、軸動ポンプのことではないでしょうか。 また、”Tender Handpump”とは、テンダーに搭載のハンドポンプのことでしょうか。 オーナーさまからは、”OSさまから購入時、インジェクター2基が装備されていて、軸動ポンプとハンドポンプは装備していなかった。”と伺っており、 カタログの記載と異なっています。 オーナーさまによると、”OSさまが1980年に英国から購入したもの”とのことですが、いったいどういう事なのでしょうか?。 ”REEVESさまのカタログとは異なって、新製時から軸動ポンプとハンドポンプは装備していなく、 インジェクター2基を装備していた”か、あるいは、”新製時は軸動ポンプとハンドポンプを装備していたが、 その後、インジェクター2基装備に改造された”かの、どちらかでしょうか?。 (その5へ戻ります) (その7に続きます) |