ライブスチームの運転


738. OS製 3.5インチゲージ クラウスの修理 (その3) (R5.8.12掲載)

 (その2の続きです)

令和5年5月6日(土)
 翌日です。修繕具合いを確かめます。今度は、サイドタンクを機関車に取り付けずに、 水槽に水を入れてみます。 → → → 漏れる量は少なくなりましたが、まだ駄目です。 なかなか上手くいきません。 漏れる箇所(内)にセメンダイン スーパーX2を塗布します。


もう1箇所、底の最後部と後板との間(内)にも、 セメンダイン スーパーX2を塗布します。


令和5年5月7日(日)
 翌日、修繕具合いを確かめます。今度も、サイドタンクを機関車に取り付けず、 水槽に水を入れてみます。どうでしょうか?。→ → → 漏れない?。よく観察してみます。→ → → まったく漏れません。 ようやく直りました。


 修繕したサイドタンクを機関車に取り付け、サイドタンクアッパープレートを取り付け、 軸動ポンプとフィードバックバルブとを繋ぐ配管を接続します。 最後に、運転室の上・前・両サイドの囲いを取り付けました。 令和5年5月3日(水)から5月7日(日)までの5日間要しました。これで、すべての不具合の修理が完了しました。


令和5年6月18日(日) OS法隆寺定例運転会
 早速、試運転してみたいところですが、3.5インチゲージのレイアウトで最も近いのは、OSさまの法隆寺レイアウトです。 直近の定例運転会は、令和5年5月20日(土)です。しかし、翌日早朝より、実家で江浚い(えざらい)がありますので、断念します。 その翌月の6月18日(日)、久しぶりにクラウス持参で、定例運転会に参加させていただきました。 その前日、30°を超える暑さで汗だくになって、クラウスを車に積載しました。 画像はいつもクラウスを持参されているオーナーさまの愛機のクラウスです。


このクラウスは、いつもピカピカです。 手入れが行き届いていると思います。それゆえ、いつも快走するのでしょう。


そのクラウスの近くでスチームアップを行おうと、 私のクラウス、乗用台車などを運んできました。本日持参したものは、ご覧の通りです。


私のクラウス(初期のロット/以前に撮影)         オーナーさまのクラウス  
 
 そして、クラウスのオーナーさまに、本日は私もクラウスを持参した旨、お話ししたところ、私のクラウスをご覧いただき、 初期のロットである私のクラウスと、その後に作られたオーナーさまのクラウスとは、いくつかの違いがあることを教えていただきました。 この画像はその一例で、非公式側のサイドタンクにおいて、 初期のロット(左の画像)ではヒンジがありますが(→ → ↓ ↓)、その後(右の画像)は省略されています。


     私のクラウス(初期のロット)           オーナーさまのクラウス  
 
 もう一箇所、シリンダースペーサーの前部の形状に違いがあります。 初期のロット(左の画像)では波打っていますが(内)、その後(右の画像)は平坦です。 今までまったく知りませんでした。オーナーさま、教えていただき、ありがとうございました。

(その2へ戻ります)   (その4に続きます)  


トップページへ戻る