ライブスチームの運転


756. 令和5年夏の白馬ミニトレインパーク (その6)  (R5.10.14掲載)

 (その5の続きです)

ボールドウィンモーガルが牽引する営業列車は、 機関車の次位の車輛の最前部にガスボンベ、その後ろにお客さまが乗車されます。


 お客さまが乗車される車輛です。 7.5インチゲージですので、5インチゲージの乗用台車より安定性が高いと思われ、安全上、好ましいです。 ここ()に座り、 ここ()に足を乗せて、 ここ()を手でつかみます。


 白馬ミニトレインパークの機関庫です。 左側は電気機関車のようで、中央はC56135、 右側はボールドウィンモーガルです。 お客さまの希望(乗車希望、体験運転希望)により、当該の車輛が出庫するようです。 あらかじめ、すぐに出庫・運転可能な状態にしておく必要があり、それは大変なことではないでしょうか。


さて、私達も持参した機関車を走らす準備を開始します。 画像は私のOS製コッペルです。 が、ちょっと問題が発生しまして・・・。


サイドタンク・ボトムタンクの水槽に水を入れたところ、非公式側最後部にある、 ドンキーポンプ(内)から水が漏れ出てきたのです。


OS製コッペルのドンキーポンプ
 こんなトラブルははじめてです。 水コックを開けると送水されるインジェクターと違って、 ドンキーポンプには常時水が来ているのですが()、 最下部の水筒から”ポタッ、ポタッ”と、水が漏れ出ているのです()。


ボイラーへの給水は軸動ポンプとハンドポンプで行うこととし、火を入れて走らすこととします。 お隣では、動輪舎製C563がスチームアップ中です。


一方、METER MADEは、 スチームアップを終えて本線を走りはじめました。


動輪舎製C56124も、本線を走りはじめました。みなさんベテランで、手慣れています。


 
 コッペルを走らせるのは、昨年のGW以来でして、スチームアップの手順を思い出しながらやっています。 そうこうしているうちに、前方の機関庫内で待機していた白馬ミニトレインパークの体験運転用車輛が出庫することになり、 ターンテーブルの近くに移動しました。そして、ようやくボイラー蒸気圧が上がり、本線走行を開始したのです。

(その5へ戻ります)   (その7に続きます)  


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