(その1の続きです)
動輪舎製 C56144です。
以前、ミニSLフェスタ in おやべで、お見かけしたような気がしますが・・・。
運客に備えて、乗用台車を連結しています。
連結完了です。これでいつでも運客走行できます。
お客さまが来られるまで、機関車を拝見させていただきます。
上から見てみます。一つ一つ丁寧に作られており、実機とそっくりです。
汽笛の形状がまた凄く似ています。
色合いといい、全体の感じも、とてもいいと思います。
第一動輪とワルシャート式弁装置類です。
機械美を感じます。私にはとても作れそうにありません。
お客さまが来られまして、運客走行しています。
動輪舎製C56を見るのは、はじめてではありませんが、1輌ずつ違いがありますので、興味深く見ていると、
ありがたいことにオーナーさまより「運転してみますか?」と声をかけていただきました。
加減弁テコハンドルの操作方法
運転に先立ち、オーナーさまから、この機関車の運転操作方法を教えていただきました。
はじめは、加減弁テコハンドル(↑)の操作方法です。OS製機関車と違って、この機関車の加減弁はテコ式です。
テコハンドルを引くと、加減弁が開いて機関車が動きはじめます。テコハンドルを押すと、加減弁が閉じて機関車が止まります。
右手でテコハンドルを握りますが、引き過ぎると発車時に動輪が空転したり、
また、走行中しはじめると速度が出過ぎてしまうことがあります。
そして、慌てて押すと、今度は止まりそうになってしまうなど、ネジ式と違って加減弁の開閉加減操作が難しいのです。
ポイントは、親指で支点をつくり、他の指でテコハンドルを引くのだそうです。
そうすれば、加減弁の開き加減を調整し易くなるとのことです。なるほどと思いました。
運転室後方のここに(→)、親指を当てて支点とします。
そのためか、塗装が少しとれているようです。すぐ左に窓がありますので、そこには触れないように注意のこと、とのこと。
なお、テコハンドルを押す時は、親指を支点から外して押す、とのことです。勉強になります。
(その1へ戻ります) (その3に続きます)
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