ライブスチームの運転


802. ”八王子運転会”にお邪魔してきました!!!。 (その4)  (R6.6.5掲載)

 (その3の続きです)
動輪舎製 C56144の運転
 動輪舎製 C56144を運転させていただいています。 外周を走行し、しばらくすると左カーブにさしかかりました。オーナーさまより、下り坂ゆえブレーキ操作するよう、 アドバイスしていただきました。なるほど結構な勾配で、このままではかなりの速度になりそうです。 加減弁テコハンドル()を押し(加減弁を閉めていく)、 そして、ブレーキハンドル()を反時計回りに少し回してみると、ブレーキがかかりました。 反時計回りに回したままにすると、ブレーキが効きすぎて止まりそうですので、少し時計回りに戻して加減します。 そのぐらい、ブレーキがよく効くのです。 加減弁の閉め具合いと、ブレーキ操作とのバランスをとるのが難しいです。 下り勾配を過ぎると、今度はブレーキを完全に緩めると共に、 加減弁テコハンドル()を引きます(加減弁を開いていく)。
 外周1周を過ぎると、内側に入り、そして、出発した駅に近づきました。 停車するため、加減弁テコハンドルを押す操作をすると、オーナーさまより、走行を続けるように、とのことで、 喜んで加減弁テコハンドルを引きました(加減弁を開いていく)。 進行方向や勾配状況も分かりましたので、1周目より上手く運転操作できるかと思います。 特に下り勾配箇所で、加減弁を全閉手前のやや開いた状態で、ブレーキをかけてしまっていましたので、 2周目はちゃんと加減弁を全閉した状態で、ブレーキをかけます。

白馬ミニトレインパーク(令和2年(2020年)11月9日撮影)
 
 こちらは、白馬ミニトレインパークのトンネルコースの延々と続く下り勾配箇所です。 左の画像の撮影地点は、ここ()です。 奥()が本線で、 手前(← ← ↑)がトンネルコースの下り坂です。 本線()との高低差が分かるかと思います。 本線から分岐して()、トンネルコースに入って(右の画像の右端の線路です)、 それほどの距離ではありませんが、すでにこれだけの高低差があります。 本線の下をくぐるトンネル()を抜けるまで、下り坂が続きます。加減弁を全閉し、ブレーキをかけながら下っていきます。 この長い下り勾配において、C56144の蒸気ブレーキは、大活躍することでしょう!!!。


 OS製BR24が駅で停車しています。 オーナーさまと出会った白馬ミニトレインパークで、この機関車を運転させていただきました。 前の画像のトンネルコースも走行しました。 走行中、適宜投炭(ウェールズ炭だったと思います)と軸動ポンプからの給水を行っていました。 蒸気の上がりがよく、ボイラー蒸気圧を維持しつつ、充分な水位まで上げることができました。


 OS製BR24の隣りで停車しているのは、OS製コッペルです。 私も持っている機関車なので、オーナーさまと情報交換させていただきました。


 OS製コッペルにおいて、最も不具合が起るのは軸動ポンプのように思います。 私のコッペルは昨年夏、白馬ミニトレインパークに行ったとき、1日目は問題なかったのですが、 2日目はまったく軸動ポンプから給水できませんでした。 このコッペルにおいても、軸動ポンプが不調とのことで、ドンキーポンプで給水されているとのことです。 コッペルの軸動ポンプはボトムタンク内にありますので、修理が容易ではないのです。


レイアウトの周辺には樹木があり、とても綺麗です。いい季節になりました。


  
 小さな小川?を鳥が泳いでいたので、追いかけていくと、小川?から上がって、歩きはじめました。 カルガモでしょうか?。 左の画像の真ん中あたりにいるカルガモ?2羽をアップして見たのが、中央と右の画像です。 つがいなのでしょうか。


 動輪舎製 C56144です。 オーナーさまに144号機とされた理由をお伺いしたところ、思い出のある機関車だそうで、 実機を観察され、製作されたそうです。


製造所名板を見ると、144号機は、昭和13年に日立製作所で製作され、製造番号は987のようです。


は、中込機関区所属を表しているのでしょうか。 小海線で活躍していた機関車のようです。


 
 元空気溜の真ん中の表示をアップして見たのが右の画像です。 昭和40年6月23日、NNは国鉄長野工場を意味していると思われます。 その左は、日立製作所のシンボルマークで、これには驚きました。 オーナーさまのC56144への愛情を感じます。

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