(その3の続きです) Wada Works製コッペルのボイラー水圧試験を行っています。 高圧ホースで、テストポンプとボイラーとを接続しました。 そして、加減弁(レギュレータバルブ)や通風弁(ブロアーバルブ)まどが全閉になっていることを確認します。 もし、少しでも開いていたら、全閉します。 テストポンプです。株式会社キヨーワさまの製品のようです。 準備が整いましたので、これから水圧をかけます。 テストポンプの圧力計(前の画像の↓)の針を見ながら、 ハンドル(前の画像の↓)をゆっくりと上下に動かして、 使用圧力の1.5倍まで上げます。 ボイラーの圧力計より大きい、テストポンプの圧力計の方が正確ですので、ボイラーの圧力計ではなく、 テストポンプの圧力計を見ながら、水圧をかけていきます。 また、使用圧力の1.5倍を超えないよう、ハンドルをゆっくりと動かすのがポイントです。 そして、針が使用圧力の1.5倍に達したら、前の画像のこれ(←)を閉めます。 これ(↓)は開けたままです。 間違えて閉めると、テストポンプの圧力計はボイラーの圧力を指さなくなります。 テストポンプの圧力計の針は、使用圧力の1.5倍の位置から、まったく下がらないのが理想です。 → → → が、ゆっくりと下がっていきます。 どこかから漏れているのです。漏れている箇所を突き止めます。まずは運転室内を見てみます。 レギュレータバルブカバーや水面計などからの水漏れは無いようです。 これは、以前(R3.10.10)撮影した、この機関車の煙室です。 吐出管(ブラストノズル(→))より高い位置まで、 ブロアーの配管(↓)が伸びていますので、 ブロアーノズルから出てきた水が、下にある、吐出管に落ちたのかもしれません。 (その3へ戻ります) (その5に続きます) |