ライブスチームの運転


867. つくで高原模型鉄道倶楽部 令和6年11月 定例運転会 (その4)  (R7.1.18掲載)

 (その3の続きです)
2日目(令和6年11月24日(日))の朝
定例運転会の日の朝です。駅に日差しがあたってきました。


時刻は8時前です。10時からの定例運転会まで時間はありますが、準備を開始します。


 工事・運搬用の貨車()に必要な物を積載し、つくで駅まで運んできました。 運んできた物は、お客さまへのご案内掲示板(→ ↓)、 お客さまへ乗車の注意事項をご案内するアナウンス装置()、 線路側との境として、立ち入り防止用の柵()です。


お客さまへのご案内掲示板です。 @乗車は無料であること、A乗車できる時間、B乗車にあたっての注意事項をご案内します。


アナウンス装置です。 掲示板に加えて、音声でも乗車にあたっての注意事項をご案内します。


 です。駅にはお客さまの他に見学の方々も集まり、 また、乗車中のご家族の写真撮影される方もいらっしゃいますので、 線路に近づかないよう、注意を促すために柵を立てます。


電動ポイント切替装置を取り付けています。


 
 ここ()と、 ここ()で、電動ポイント切替装置を線路側と固定し、 この棒()を押す/引くして、 ここ()を左右に動かし、ポイントを切替えます。 このネジ()で、微調整できます。 そのあたりをアップして見たのが、右の画像です。 このネジ()を緩めて、 この棒()を押す/引くして、ポイントが確実に切替わる位置に合わせて、 このネジ()を締めます。


 これ()がポイントを切替えるスイッチです。 このボックスの中には、電源となるバッテリーが入っています。 ポイントは、この位置()にあります。 速度を落としてゆっくりと近づき、色灯式信号機()の表示を見て、 ポイント()を切り替える必要がある場合は、 スイッチ()を押します。 近づいている間に、ポイント()が切り替わったことを、 色灯式信号機()の表示で確認し進行します。 また、ポイントに接近したら目視でも確認します。


 このポイントは安全上、とても重要です。 本線での運客走行は、通常、1周目は、ここ()を走行し、 2周目は、ここ()を走行します。 これが通常なのですが、ここ()を走行してきた列車が、 何らかの事由で、ポイントを右方向(つまり内側の線路方向)に進行した場合、 ここ()を走行してきた列車と衝突する恐れがあるのです。


 
 もう少しみていきます。 ポイントは今、右方向になっています(ポイントを拡大した右の画像参照)。 ので、ここ( 外本線)を走行してきた列車は、 ポイントを右方向に進み、内本線方向に向かい、 ここ( 内本線)を走行してきた列車と合流する、 ここ()で衝突する恐れがあるのです。 よって、色灯式信号機は、外本線(側)は、 内本線(側)もになっているのです。 もし、ポイントが直進方向になっていたら、外本線も内本線もになっています。

(その3へ戻ります)   (その5に続きます)  


トップページへ戻る