(その3の続きです)
2日目(令和6年11月24日(日))の朝
定例運転会の日の朝です。駅に日差しがあたってきました。
時刻は8時前です。10時からの定例運転会まで時間はありますが、準備を開始します。
工事・運搬用の貨車(←)に必要な物を積載し、つくで駅まで運んできました。
運んできた物は、お客さまへのご案内掲示板(→ ↓)、
お客さまへ乗車の注意事項をご案内するアナウンス装置(↓)、
線路側との境として、立ち入り防止用の柵(↓)です。
お客さまへのご案内掲示板です。
@乗車は無料であること、A乗車できる時間、B乗車にあたっての注意事項をご案内します。
アナウンス装置です。
掲示板に加えて、音声でも乗車にあたっての注意事項をご案内します。
柵です。駅にはお客さまの他に見学の方々も集まり、
また、乗車中のご家族の写真撮影される方もいらっしゃいますので、
線路に近づかないよう、注意を促すために柵を立てます。
電動ポイント切替装置を取り付けています。
ここ(↓)と、
ここ(↑)で、電動ポイント切替装置を線路側と固定し、
この棒(↓)を押す/引くして、
ここ(←)を左右に動かし、ポイントを切替えます。
このネジ(↓)で、微調整できます。
そのあたりをアップして見たのが、右の画像です。
このネジ(↓)を緩めて、
この棒(↓)を押す/引くして、ポイントが確実に切替わる位置に合わせて、
このネジ(↓)を締めます。
これ(→)がポイントを切替えるスイッチです。
このボックスの中には、電源となるバッテリーが入っています。
ポイントは、この位置(□)にあります。
速度を落としてゆっくりと近づき、色灯式信号機(←)の表示を見て、
ポイント(□)を切り替える必要がある場合は、
スイッチ(→)を押します。
近づいている間に、ポイント(□)が切り替わったことを、
色灯式信号機(←)の表示で確認し進行します。
また、ポイントに接近したら目視でも確認します。
このポイントは安全上、とても重要です。
本線での運客走行は、通常、1周目は、ここ(↑)を走行し、
2周目は、ここ(↑)を走行します。
これが通常なのですが、ここ(↑)を走行してきた列車が、
何らかの事由で、ポイントを右方向(つまり内側の線路方向)に進行した場合、
ここ(↑)を走行してきた列車と衝突する恐れがあるのです。
もう少しみていきます。
ポイントは今、右方向になっています(ポイントを拡大した右の画像参照)。
ので、ここ(↑ 外本線)を走行してきた列車は、
ポイントを右方向に進み、内本線方向に向かい、
ここ(↑ 内本線)を走行してきた列車と合流する、
ここ(↓)で衝突する恐れがあるのです。
よって、色灯式信号機は、外本線(↑側)は赤、
内本線(↑側)も赤になっているのです。
もし、ポイントが直進方向になっていたら、外本線も内本線も青になっています。
(その3へ戻ります) (その5に続きます)
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