(その7の続きです) Wada Works製 コッペルの運転室
![]() 引き続き、
Wada Works製 コッペルの運転室の各機器を見ていきます。 E : 加減弁ハンドル ![]() 加減弁ハンドルです。ネジ式です。 左に回すと加減弁が開き、右に回すと加減弁が閉じます。いざという時は、右に回します。 F : 焚口戸 ![]() ![]() 焚口戸です。 焚口が大きいので、燃料(オガ炭・石炭)の投炭がし易いです。 その一方、力行中に開けると、冷たい外気を大量に吸い込みそうですので、 火室内を冷やさないよう注意します。 G : 汽笛弁(ホイッスルバルブ) ![]() 汽笛弁(ホイッスルバルブ)です。 蒸気分配箱の上にあります。画像は非公式側(横)から見たものです。 ![]() ![]() 汽笛は、 運転室のすぐ前の上部にあります(↓)。 アップで見たのが右の画像です。 H : インジェクターグローブバルブ ![]() インジェクターグローブバルブです。 インジェクターを使って、ボイラーに給水する時にバルブを開けます。 ![]() インジェクターは、非公式側の運転室の下にあります(□内)。 ![]() 水は常にここまで(→ →)きています。 水コックのハンドル(→)を横に回すと(配管に対して水平にする)、 インジェクターに送水されます(→ ↓ → ↑)。 画像では、ハンドル(→)が下を向いていますので、 インジェクターに送水されていません。 溢れ管(排水口)(↑)から水が出てきたら、 インジェクターグローブバルブをゆっくりと開けていくと、蒸気が送られてきます(→ → →)。 すると、溢れ管(排水口)(↑)から水が勢いよく出るようになりますが、 更にバルブを開けていくと、水は排出されなくなり、ボイラーに向かい(→)、給水されます。 I : 逆転機 ![]() ![]() 逆転機です。テコ式です。 右の画像は非公式側(横)から見たもので、後進になっています。 (その7へ戻ります) (その9に続きます) |