ライブスチームの運転


871. つくで高原模型鉄道倶楽部 令和6年11月 定例運転会 (その8)  (R7.2.1掲載)

 (その7の続きです)
Wada Works製 コッペルの運転室
引き続き、 Wada Works製 コッペルの運転室の各機器を見ていきます。

 E : 加減弁ハンドル
      
      加減弁ハンドルです。ネジ式です。 左に回すと加減弁が開き、右に回すと加減弁が閉じます。いざという時は、右に回します。


 F : 焚口戸
       
      焚口戸です。 焚口が大きいので、燃料(オガ炭・石炭)の投炭がし易いです。 その一方、力行中に開けると、冷たい外気を大量に吸い込みそうですので、 火室内を冷やさないよう注意します。


 G : 汽笛弁(ホイッスルバルブ)
      
      汽笛弁(ホイッスルバルブ)です。 蒸気分配箱の上にあります。画像は非公式側(横)から見たものです。


       
      汽笛は、 運転室のすぐ前の上部にあります()。 アップで見たのが右の画像です。


 H : インジェクターグローブバルブ
      
      インジェクターグローブバルブです。 インジェクターを使って、ボイラーに給水する時にバルブを開けます。


      
      インジェクターは、非公式側の運転室の下にあります(内)。


      
      水は常にここまで(→ →)きています。 水コックのハンドル()を横に回すと(配管に対して水平にする)、 インジェクターに送水されます(→ ↓ → ↑)。 画像では、ハンドル()が下を向いていますので、 インジェクターに送水されていません。 溢れ管(排水口)()から水が出てきたら、 インジェクターグローブバルブをゆっくりと開けていくと、蒸気が送られてきます(→ → →)。 すると、溢れ管(排水口)()から水が勢いよく出るようになりますが、 更にバルブを開けていくと、水は排出されなくなり、ボイラーに向かい()、給水されます。


 I : 逆転機
       
      逆転機です。テコ式です。 右の画像は非公式側(横)から見たもので、後進になっています。

(その7へ戻ります)   (その9に続きます)  


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