(その9の続きです)
Wada Works製 コッペルの足回りに注油しています。
公式側第2動輪の弁装置類に注油しています。
蒸気室・シリンダーに注油する、機械式給油器(ルプリケーター)は、
非公式側のサイドタンクの前にあります(↓)。
加減リンクの往復運動を作用棒(↓)により、
ツメ歯車を回転させて給油します。
公式側の運転室の下付近です。
これ(→)はサイドタンクの水槽の水を抜くバルブです。
そして、これ(→)がボイラーのブローダウンバルブです。
前の画像の少し後ろです。
これ(←)は何か、分かりますでしょうか?。
アップして見たのが右の画像です。
前の画像の←は、圧縮空気の取り込み口です。
このバルブ(→)は、圧縮空気を取り込むバルブで、
ここ(□)でブロアーの配管と繋がっています。
このバルブ(↓)の先は、ブロアーノズルです。
このバルブ(↓)は、ブロアーバルブ(通風弁)です。
↓(ブロアーバルブ)をA、
↓をB、
→をCとすると、
・ボイラーの蒸気でブロアーを効かす時 → A:開 B:開 C:閉
・圧縮空気でブロアーを効かす時 → A:閉 B:開 C:開
・圧縮空気をボイラーに取り込む時 → A:開 B:閉 C:開
とします。なるほど、よく考えられた上手い作りだと思います。
公式側前方です。
これ(↓)はブロアーの配管で、このすぐ先で煙室内に入っています。
ここ(→)から、
機械式給油器(ルプリケーター)から送り出されたスチームオイルを蒸気室に取り込んでいます。
これら(↓ ↓)は給水逆止弁で、インジェクター・軸動ポンプから送り出された水がここからボイラーに入ります。
サイドタンクの水槽の上にある、これ(↓)はウキです。
こちらは平成30年6月17日に開催されたOS法隆寺運転会において撮影した、OS製クラウスです。
公式側のサイドタンクの水槽にウキがあります。
ウキの高さで水位が分かります。
Wada Works製 コッペルのウキです。
前の画像のウキと比べてみると、
こちらのウキは、黄色、黒、白、赤に塗られていて、より分かりやすく、
赤しか見えなくなると、水がかなり少なくなっていることが分かります。
(その9へ戻ります) (その11に続きます)
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