(その5の続きです) 平岡さま設計 クライマックス(50−TON CLIMAX)のボイラー
![]() ![]() 以前からオーナーさまが、ライブスチームを製作する上で最も難しいと思われるボイラーの製作に、 チャレンジされていることを知っていました。 私もボイラーの製作をしようと、銅パイプを購入したことがあります。そのとき、製作しようとしたのは、 1番ゲージのアルコール焚きの水管式ボイラーです。 アスターホビーさまの初期の頃の機関車の、スクールズや8550などのボイラーです。 購入したのは40年ぐらい前ですが、いまだに手つかずです。 それに比べて、5インチゲージの煙管式ボイラーを作ることは、とても難しいと思います。 銅板の曲げ加工、ステー・煙管・管板などの銀ロウ付け。 そして、常用圧力の2倍の水圧試験をクリヤする必要があり、 この機関車の常用圧力は0.7MPaのようですので、 1.4MPaもの高圧に耐えなければなりません。 そうしたボイラーを作り上げてしまわれたのです。驚きと共に、オーナーさまに敬意を表します。 ![]() さて、電動車両のチェーンが緩んで飛んでしまう件の修理が進み、線路に乗せて、試験走行しようとしています。 ![]() 試験走行してみると、走行はするのですが、どこかから異音がします。その原因箇所を調べています。 ![]() 車両を裏返しにして、調べています。 ![]() これ(↓)が従動スプロケットで、
こちら(↓)が駆動スプロケットです。 ![]() どうやら、チェーンがフレームと接触しているのが原因のようで、フレームをグラインダーで削っています。 ![]() 削った後です(↓↓↓↓↓)。 ![]() ![]() 再度試験走行しています。今度はどうでしょうか?。
→ → → → → どうやら異音の発生はなく、大丈夫そうです。 (その5へ戻ります) (その7に続きます) |