ライブスチームの運転


900. つくで高原模型鉄道倶楽部 令和7年3月 定例運転会 (その7)  (R7.5.14掲載)

 (その6の続きです)

 お昼になりました。昼食を摂ります。 朝、ここに来る途中にコンビニエンスストアで購入したメロンパンと、 おにぎりが2つでゆかりごはん青菜ごはんをいただきます。


コンビニエンスストアで販売しているメロンパンの中では、 ファミリーマートのが、私の好みでして。


さて、こちらは、インバーター制御の電動車輌です。 この車輌のメカニズムは、私には難しく、解説が困難でして・・・。


 日が暮れてきて、レイアウトに日陰が広がってきました。 本日の作業を終了します。明日の運転会に備え、車輛にシートを掛けておきます。 ここは、昼と夜の寒暖差が大きく、夜露がありますので、しっかりと防護しておきます。


 本線の内側に、臨時で敷いたエンドレスのレイアウトです。 つくで高原模型鉄道倶楽部”段ボールでボディーを作って自分で運転してみよう。”の企画で製作された車輛の走行用です。 翌日の定例運転会において、お子さまたちが段ボールで製作したボディー(車体)を持参し、 倶楽部が用意した下回りだけの駆動車輛に被せて、自分で運転することでしょう!!!。


 
 敷設後、試験走行すると、逆カントがついている箇所が多くあり、 レイアウトの近くにある勇気工房に行き、 1本400円で販売されている五平もちの串をたくさんいただいてきました。 もちろん、新品ではなく、お客さまが食べられた後、捨てられたもので、 線路の外側の下に敷きました()。


 本日の夕食です。倶楽部のみんなでいただきます。 地元の食材をいっぱい使われているようです。 ネギ揚げ豆腐コンニャク椎茸人参ジャガイモ、 そして、ごはん(お米)、とても美味しく頂きました。 「ごちそうさまでした!!!。」


令和7年3月23日(日)朝
 
定例運転会当日の朝です。”さくちゃん”です。 です。


 
こちらは、”めいちゃん”です。 おだやかな顔で、ほっこりします。


レイアウトです。天気は良さそうで、楽しい運転会になることでしょう。
→ → → と言いつつも、実は前夜の懇親会が盛り上がり、エネルギーをかなり使いまして・・・。 まだ、回復していなくて・・・。


 そうしたところ、C56124のオーナーさまより、 「伊藤さん、走らすのなら、どうぞ。ボイラーに水は入れてありますので。」とのこと。 この機関車はオーナーさまのご厚意で何度も運転させていただいていますが、 スチームアップから行わせていただくのははじめてなので、やらせていただくこととしました。

 水面計を見ると、確かに水は入っています。 通風を効かすためのコンプレッサーが繋いであり、スイッチを入れてみると、煙突の上から圧縮空気が出てきます。 一旦スイッチを切ります。そして、焚口戸を開け、灯油浸けと思われる木片を入れます。 有煙炭は使わず、石炭は着火困難なウェールズ炭ですので、木片をたっぷりと火室に入れます。 火を入れると、よく燃えだします。そして、コンプレッサーのスイッチを入れます。 通風により、前方に引っ張られます。炎を出してよく燃えている木片の上に、ウェールズ炭をくべます。 適当に入れたところで、焚口戸を閉めます。しばらくそのまま待ちます。 適当な時間が経った頃、焚口戸を開けて、ウェールズ炭をくべます。ようやく、圧力計の針が上昇しはじめます。 そして、蒸気圧が0.4MPaを超えました。ブロアーバルブを少し開け、 コンプレッサーのスイッチを切り、圧縮空気取込み用バルブを全閉し、 コンプレッサーのホースを取り外します。更にウェールズ炭をくべます。やがて、安全弁が吹きました。

 次に出発の準備をします。シリンダー排水弁を開け、逆転機のハンドルをくるくる回して前進フルギヤにし、加減弁テコハンドルをゆっくり引きます。 機関車がドレンを切りながらゆっくりと前進します。加減弁テコハンドルを押して機関車を止めます。 次に逆転機を後進フルギヤにし、加減弁テコハンドルをゆっくり引きます。 機関車がドレンを切りながらゆっくりと後進します。 シリンダーが温まったところで、乗用台車の連結を確認しました。そして、火室内を見て、適宜投炭してから、出庫します。 しかしながら、火床はまだ完全には出来上がっていませんので、少し走ったところで、列車を止めて、更に投炭します。 おおむね火床が出来上がったところで、運客走行を開始します。 画像は、何周も運客走行した後、オーナーさまに運転を代わっていただいたところです。


オーナーさまが運転するC56124の運客列車が、つくで駅を発車していくところです。

(その6へ戻ります)   (その8に続きます)  


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