(その4の続きです)
エンジン部から、機関車の後方まで伸びている、
これ(↑)は、
シリンダードレンコック開閉レバーです。
アップして見てみます。押す/引くして、シリンダードレンコックを開閉するものと思われます。
シリンダードレンコック開閉レバーの先が、
ここ(↓)です。
前の画像の先端を押す/引くすると、
これ(←)、
これ(↓)、
これ(↑)が連動し、
シリンダードレンコック(→と↓)を開閉すると思われます。
おそらく、これ(↓)に相当するものが下側にもあり、
下側のシリンダードレンコックも同時に開閉するものと思われます。
一般の蒸気機関車では、1つのシリンダーの前後で一組になっていますが、
この機関車では、2つのシリンダーの上側で一組、下側で一組になっているようです。面白いです。
公式側から見た画像です。
矢印の色は、前の画像と同じです。
なお、前の画像のこれ(↓)は、
残念ながら、この画像には写っていませんので。
エンジンの回転運動を、
エンジンの公式側寄りにあるチェーン(↓)で、伝達します。
アップして見た画像です。
反対側(公式側)から見た画像です。
アップして見た画像です。フレームの下側に動力伝達しています。
オーナーさまに機関車を立てていただきました。
上側が機関車の後方で、下側が機関車の前方です。
エンジンの回転運動を、このチェーン(→)などで、1段減速して伝達しています。
さらに、このチェーン(←)などで減速しており、計2段減速しています。
そして、このチェーン(←)で、他方(機関車の後方)の車軸に伝達しており、
2軸共駆動するのです。
アップして見た画像です。
ところで、ここ(↓)に何かあります。
アップして見た画像です。
偏心輪/偏心棒のようです。
1段減速した、この軸の回転運動で、給水ポンプを駆動するものと思われます。
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(その4へ戻ります) (その6に続きます)
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