ライブスチームの運転


907. よさみ鉄道倶楽部 令和7年4月 定例運転会 (その5)  (R7.6.7掲載)

 (その4の続きです)
エンジン部から、機関車の後方まで伸びている、 これ()は、 シリンダードレンコック開閉レバーです。


アップして見てみます。押す/引くして、シリンダードレンコックを開閉するものと思われます。


 シリンダードレンコック開閉レバーの先が、 ここ()です。 前の画像の先端を押す/引くすると、 これ()、 これ()、 これ()が連動し、 シリンダードレンコック()を開閉すると思われます。 おそらく、これ()に相当するものが下側にもあり、 下側のシリンダードレンコックも同時に開閉するものと思われます。 一般の蒸気機関車では、1つのシリンダーの前後で一組になっていますが、 この機関車では、2つのシリンダーの上側で一組、下側で一組になっているようです。面白いです。


公式側から見た画像です。 矢印の色は、前の画像と同じです。 なお、前の画像のこれ()は、 残念ながら、この画像には写っていませんので。


エンジンの回転運動を、 エンジンの公式側寄りにあるチェーン()で、伝達します。


アップして見た画像です。


反対側(公式側)から見た画像です。


アップして見た画像です。フレームの下側に動力伝達しています。


 オーナーさまに機関車を立てていただきました。 上側が機関車の後方で、下側が機関車の前方です。 エンジンの回転運動を、このチェーン()などで、1段減速して伝達しています。 さらに、このチェーン()などで減速しており、計2段減速しています。 そして、このチェーン()で、他方(機関車の後方)の車軸に伝達しており、 2軸共駆動するのです。


アップして見た画像です。 ところで、ここ()に何かあります。


アップして見た画像です。 偏心輪/偏心棒のようです。 1段減速した、この軸の回転運動で、給水ポンプを駆動するものと思われます。

8 (その4へ戻ります)   (その6に続きます)  


トップページへ戻る