ライブスチームの運転


908. よさみ鉄道倶楽部 令和7年4月 定例運転会 (その6)  (R7.6.11掲載)

 (その5の続きです)
機関車の後方から、各機器を見ていきます。
 @ : 安全弁
       
      安全弁です。 一般の機関車においては、ボイラーの上にありますが、この機関車ではボイラーの最上部のにあります。 ボイラーの上には煙室がありますので、このような位置になるのではないかと思います。


      
      こちらは、令和6年1月27日(土)に開催されました、OS法隆寺定例運転会において撮影した、 3.5インチゲージ スチームトラムです。 この機関車も、立て煙管のボイラーです。


      
      安全弁は、こちらもボイラーの上ではなく、ボイラーの最上部の横()にあります。


      
      アップして見てみます。 ボイラーの最上部の)から配管が張り出し、台座の下に接続し、 台座の上に安全弁が2つ並んでいます。


 A : 水槽の水面計
      
      水槽の水面計です。ボイラーの水面計ではありません。 機関車の前部にある水槽の水位を示します。 なお、床板の下から配管が上がってきて(↑ ↑ ↑ →)、 水面計の上から注がれるのは、 軸動ポンプから送り出された水が、フィードバックバルブが開いているときに、ここに戻ってくるのです。


      
      上から見た画像です。 水槽に直接戻るのではなく、水面計に戻るのがユニークで、 これにより、戻ってきたこと、言い換えると、軸動ポンプが正常に動作していることの確認や、戻り量を目視できます。


 B : ハンドポンプ
      
      ハンドポンプです。 ボイラーに給水する装置で、とても重要な機器です。 次位に連結した乗用台車から操作し易い位置に、配置されていると思います。


      
      床板の下側です。中央に火格子が見えます。 その左側(公式側寄り)にある配管()が、 ハンドポンプの下側(吸水口)に繋がっています。


      
      少し角度を変えて、公式側から見た画像です。 この配管()が、前の画像のです。 水槽の水が、この配管()で送られてくるのものと思われます。

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