(その6の続きです)![]() 引き続き、各機器を見ていきます。
C : 給水逆止弁(チェックバルブ)![]() 給水逆止弁(チェックバルブ)です。 公式側の安全弁の下方にあります。 ![]() 水槽の水は、ここから(↑)ハンドポンプに吸い込まれ、 上の配管に送り出され(↑ ← ↑)、 給水逆止弁(チェックバルブ)を経て、ボイラーに入ります。 D : ブローダウンバルブ ![]() ブローダウンバルブです。 前の画像のこれ(←)です。 この高さまで、ボイラーに水が入っているのだと思われます。 運転を終了し、火を落としたら、このバルブを開けて、ボイラーの水を抜きます。 E : 圧力計 ![]() 圧力計です。 ボイラーの蒸気圧を示します。スチームアップ時、所定の圧力で安全弁が吹くことを確認します。 なお、この圧力計はOS製のようです。 F : 水面計 ![]() 水面計です。 ボイラーの水位を示します。火を入れたら火を落とすまで、常に監視する重要な機器です。 ボイラーの大きさの割に、ガラス管が長いように思います。 立て煙管ボイラーがゆえ、なのかもしれません。 ![]() こちらは、3.5インチゲージ スチームトラムです(令和6年1月27日(土)、OS法隆寺定例運転会において撮影)。 水面計は、ここ(←)にあります。 ![]() アップして見てみます。 こちらも、一般の機関車のボイラーの水面計のガラス管と比べて、長いように思います。 G : 加減弁ハンドル ![]() 加減弁ハンドルです。 ネジ式です。左に回すと加減弁が開き、右に回すと加減弁が閉まります。 ![]() 加減弁ハンドル(↓)を左に回すと加減弁が開き、 蒸気はボイラーの外の配管を通り(←)、 ここ(→)から煙室に入ります。 ![]() 直接、蒸気室/シリンダーに向かわず、高温である煙室を通っているのがミソなのかもしれません。 煙室を出ると、← ← ↓と通り、 スチームオイルと混ざった後、 蒸気室/シリンダーに入ります。なお、赤矢印は、排気の流れです。 (その6へ戻ります) (その8に続きます) |