ライブスチームの運転


909. よさみ鉄道倶楽部 令和7年4月 定例運転会 (その7)  (R7.6.14掲載)

 (その6の続きです)
引き続き、各機器を見ていきます。
 C : 給水逆止弁(チェックバルブ)
      
      給水逆止弁(チェックバルブ)です。 公式側の安全弁の下方にあります。


      
      水槽の水は、ここから()ハンドポンプに吸い込まれ、 上の配管に送り出され(↑ ← ↑)、 給水逆止弁(チェックバルブ)を経て、ボイラーに入ります。


 D : ブローダウンバルブ
      
      ブローダウンバルブです。 前の画像のこれ()です。 この高さまで、ボイラーに水が入っているのだと思われます。 運転を終了し、火を落としたら、このバルブを開けて、ボイラーの水を抜きます。


 E : 圧力計
      
      圧力計です。 ボイラーの蒸気圧を示します。スチームアップ時、所定の圧力で安全弁が吹くことを確認します。 なお、この圧力計はOS製のようです。


 F : 水面計
      
      水面計です。 ボイラーの水位を示します。火を入れたら火を落とすまで、常に監視する重要な機器です。 ボイラーの大きさの割に、ガラス管が長いように思います。 立て煙管ボイラーがゆえ、なのかもしれません。


      
      こちらは、3.5インチゲージ スチームトラムです(令和6年1月27日(土)、OS法隆寺定例運転会において撮影)。 水面計は、ここ()にあります。


      
      アップして見てみます。 こちらも、一般の機関車のボイラーの水面計のガラス管と比べて、長いように思います。


 G : 加減弁ハンドル
      
      加減弁ハンドルです。 ネジ式です。左に回すと加減弁が開き、右に回すと加減弁が閉まります。


      
      加減弁ハンドル)を左に回すと加減弁が開き、 蒸気はボイラーの外の配管を通り()、 ここ()から煙室に入ります。


      
      直接、蒸気室/シリンダーに向かわず、高温である煙室を通っているのがミソなのかもしれません。 煙室を出ると、← ← ↓と通り、 スチームオイルと混ざった後、 蒸気室/シリンダーに入ります。なお、赤矢印は、排気の流れです。

(その6へ戻ります)   (その8に続きます)  


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