(その3の続きです)
お客さまが乗車する台車を4輌連結しています。
画像左端が動力車(蒸気機関車)で、その後ろに乗用台車を連結しています。
何か、お気づきでしょうか?。
乗用台車を少しアップしてみます。いかがでしょうか?。
よく見かける乗用台車とは、異なるところがあります。
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お分かりでしょうか?。ボギートラックの位置です。
通常は乗用台車の前後に2台車ありますが、この乗用台車では、前後の車両との連結部にあるのです(↑ ↑)。
ですので、ボギートラックの数は、
乗用台車n輌の場合、n+1 です。
通常の乗用台車の場合、n×2 ですので、
例えば、乗用台車4輌の場合、通常は4×2=8台車ですが、こちらは4+1=5台車となり、3台車少なくてすみます。
これは、ボギートラックと車体との組立て/分解する上で有利ですし、
運搬上も有利です。また、脱線時、車輪が見えているので、復線がやり易そうです。
但し、1台車当たりの荷重は、重くなります。
動力車(蒸気機関車)と、次位のお客さま用乗用台車との連結部です。
アップして見たのが右の画像です。
こちらは、ドクターイエロー(動力車)の次位に連結した運転士用乗用台車と、
お客さま用乗用台車との連結部です。アップして見たのが右の画像です。
出張運行が終了し、乗用台車からボギートラックを切り離した時の画像です。
アップして見た、ボギートラックです。
連結棒(↑)は、
ここ(↓)を支点に左右動するようです。
次に、乗用台車と乗用台車との間です。
前述したように、この位置にボギートラックがあります。
よく見ると、車輪の上にカバーがあります(↓ ↓)。
車輪が露出しているのは、安全上、好ましくないからだと思われます。
片方のカバーを外した時の画像です。
こちら(↑)は、カバーが有ります。
こちら(↑)は、カバーを外してあります。
取り外した、カバーの裏側です。
真ん中に黒くて丸い物が、8つ付いています(↑)。
これは磁石で、乗用台車側の金属にくっ付けるのです。
ネジなどで固定すると、この木板に手をかけて持ち上げると、力が加わって木板が割れてしまうから、だそうです。
手をかければすぐに外れて、割れることはなく、また、付ける/外すが容易なのです。
なるほどと、思いました。
(その3へ戻ります) (その5に続きます)
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