(その10の続きです)
ドクターイエローのライトは進行方向により、色が変わるそうで、
前進の場合は白色で、
後進の場合は赤色だそうです。
その仕掛けを見せていただくため、車体を降ろしたのが右の画像です。
前方のボギー台車です。
□内が、仕掛けです。
前の画像の□内をアップして見た画像です。
車軸(←)が回転すると、
これ(↓)か、
こちら(↑)かのどちらかが、
これ(→)に当たります。
画像では、車軸(←)が反時計回りに回転し(つまり、前進方向)、
こちら(↑)がこれ(→)に当たっており、
そして、これ(↓)が画像の位置にあり、
なおも反時計回りに車軸が回転し続けても、画像の位置に居続けます。
次に、車軸(←)が時計回りに回転(つまり、後進方向)すると、
こんどは、これ(↓)が下からこれ(→)に当たります。
なおも時計回りに回転し続けても、その位置に居続けます。
このように車軸(←)の回転方向で、
前進/後進を検出して、ライトの色を選択するそうです。
2つ前の画像の ↓ をアップして見た画像です。
黒いバネのような形状したもの(↑)が受信アンテナかと思われます。
フレームの中央やや後方にある、これ(→)は、
スピーカーでしょうか。その横に電子回路があります(← )。
1つ前の画像の受信アンテナで受けた信号をこの電子回路(← )で処理して、
スピーカー(→)を鳴らすのでしょうか。
フレームの中央付近にバッテリーがあります( ↓)。
前述した、ライトや電子回路などに給電するものであり、車輛の駆動用ではないそうです。
あらためて、撮影した画像をチェックすると、
このドクターイエローにはモーターが見当たりません。
つまり、次位に連結した運転士用乗用台車が駆動車輛で、
ドクターイエローを推進するようです。
一つ前の画像の ↑ をアップして見た画像です。
コンセントのようです。ここ( ↓)にも差込口があり、
3ピン対応コンセント(接地(アース)極付コンセント)のようです。
車体の裏側です。
ここ(↑)に3ピンプラグ(2極接地極付差込プラグ)があります。
アップして見たのが、右の画像です。
一つ前の画像のここ(↓)に、
右の画像のこれ(↑)を差し込みます。
コードで接続するのではなく、車体を被せれば接続できるのです。
それにしても、コンセントとプラグの、上下/左右/高さを、どうやって合わせたのでしょうか?。
これは、出張運行が終了し、撤収作業中に撮影した、バッテリーです。
プラス側とマイナス側の端子に接続済(→ ←)で、
短時間でバッテリー交換ができるよう工夫されたそうで、
ここ(↑)に差し込むだけです。
(その10へ戻ります) (その12に続きます)
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