ライブスチームの運転


938. 第24回 国際鉄道模型コンベンション (その2)  (R7.9.24掲載)

 (その1の続きです)
新橋駅 烏森口
C11形蒸気機関車にお別れして、 ”ゆりかもめ”に乗ろうと、駅の反対側の烏森口に来ると、 蒸気機関車の動輪が目に入り、足を止めました。


 
 案内によると、D51の動輪で、1976年(昭和51年)の総武・横須賀線乗り入れ記念として、 北海道・札幌鉄道管理局から譲り受けたそうです。 D51の何号機なのかは書いてありませんが、国鉄の営業列車は昭和50年12月に、 入換用で残っていた9600形蒸気機関車は昭和51年3月に卒業していますので、 最後まで残った、夕張線か室蘭本線あたりで活躍していたD51なのかもしれません。 苗場工場で解体され、動輪のみここまで運ばれてきたのでしょうか?。 また、D51の動輪の他に、”鉄道唱歌の碑”もあります。 1957年(昭和32年)10月4日の鉄道開通85周年記念日に、 鉄道唱歌の作詞家・大和田建樹生誕100年を記念して建立されたそうです。
 そういえば、動輪の保存というと、東京駅丸の内側の地下コンコースにおいて、 C6215の動輪3組がロッドを組み付けられた状態で保存展示されていましたが、 現在もあるのでしょうか。


 
 さて、”ゆりかもめ”に乗って、東京ビッグサイト駅に到着しました。 ”ゆりかもめ”も、改札口入場・出場は交通系ICカードをタッチするだけでよく、 乗車料金を調べて自動券売機で切符を買う必要はなく、とても便利です。 画像は、東京ビッグサイト駅の改札口を出たあたりにある周辺案内図です。 というのは、以前(20年以上前)来たとき、駅からは地上を歩き、 東京ビッグサイトの手前で階段を上ったような記憶があるのです。 が、高架のまま、東京ビッグサイトに繋がっているようなので、 この案内図で行き方を確認したのです。東京ビッグサイトは右方向のようです。


 東京ビッグサイトに着きました。 建物の入り口手前に、第24回 国際鉄道模型コンベンションの大きな案内板があります。 今回のテーマは「貨物列車」です。


当日券を1,500円で購入しました。このバッチを付けてから入場するよう、案内がありました。


 
 今回、参加にあたり、次の予定をたてました。
 @羅須地人鉄道協会さまの軽便鉄道の蒸気機関車に乗車すること。
 Aステージイベント「TMS1000号を語る」を拝聴すること。
 Bセミナー「蒸気機関車の弁線図」を拝聴すること。
 CTREC Corporationさまのブースにお邪魔すること。
 D昼食は”峠の釜めし”をいただくこと。
 E昨年の大会(第23回)の公式記録集を購入すること。


 入場したところに、広田さまの鉄道写真が展示されていました。 いつ見ても、凄いです。とても魅了されます。どうしたら、このような写真を撮ることができるのでしょうか?。


 さて、最初に羅須地人鉄道協会さまの軽便鉄道の蒸気機関車を見にいくこととします。 乗れなくなるといけませんので。蒸気機関車を走らせるとなると、当然屋外だと思ったのですが、 スタッフの方にお尋ねすると屋内のようで、そこを目指します。 案内された方向に進むと、目に入ってきたのは、5インチゲージの蒸気機関車(ライブスチーム)です。


昨年の大会に展示されたことは知っていたのですが、今年も展示されることは知りませんでした。 出展名は”蓮田第一機関区”です。


こちらは、赤いナンバープレートのC58461です。


 この機関車によくお会いしています。お久しぶりです。 画像は、”ミニSLフェスタ in おやべ”において、 お客さまを乗せて、クロスランドおやべ駅を発車していくところです。 撮影月日は、2016年9月19日です。

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