ライブスチームの運転


940. 第24回 国際鉄道模型コンベンション (その4)  (R7.10.1掲載)

 (その3の続きです)
10号機 ”基隆炭鉱鉄道5トン機”
 羅須地人鉄道協会さまの10号機 ”基隆炭鉱鉄道5トン機”です。 かつて、隔月刊で発行されていた、「蒸気機関車(キネマ旬報社発行)」に活動状況を”羅須通信”として、紹介されていました。 手元にあるNO.59(1979年1月号)においては、糸魚川機関区の建設模様が紹介されています。


ナローゲージの機関車とはいえ、模型/ライブスチームではなく実機ですので、大きいです。


10号機は、B形タンク機関車のようで、 詳しいことは、羅須地人鉄道協会さまのHPで紹介されています。


お客さまが乗車される客車が連結されています。


連結器です。国鉄機の連結器と違って、可愛らしいです。


 購入した運転室添乗の切符を見せて、運転室に乗せていただきました。 機関車は蒸気ではなく、圧縮空気で動きますので、熱気を感じません。火を焚いていたら、暑いことでしょう。 公式側の窓から前方を見た画像です。


 
 運転室の各機器を見ていきます。 このバルブ(@)を開くと、圧縮空気がシリンダーに送られて走り出します。 これ(A)は手ブレーキで、 こちら(B)はテコ式逆転機です。


 発車時刻になり、機関士さんが乗ってこられ、逆転機を後進にし、ブレーキを緩めて、 右手でバルブ(前の画像の@)を開くと、ゆっくりと動きはじめました。 黒煙モクモク、シリンダードレンを切りながらの豪快な発車とは異なる、静かな発車です。 しばらく走行した後、係の方の指示で停車すべき、バルブを閉められました。 停止すると、今度は逆転機を前進にしバルブを開くと、ゆっくりと前進します。


短い時間でしたが、楽しかったです。 乗車記念に機関士さんに写真を撮っていただきました。ありがとうございました。


 こちらは、20年以上前に「成田ゆめ牧場」に行った際、 軽便蒸気機関車に乗せていただいときの写真です。 機関車は、11号機 “MUFF POTTER”でしょうか。

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