ライブスチームの運転


943. 第24回 国際鉄道模型コンベンション (その7)  (R7.10.11掲載)

 (その6の続きです)

”鉄道模型の買取専門店”さまのブースに展示してある、B10です。


B10の運転室
B10の運転室です。各機器を見ていきます
 @ : 逆転機です。テコ式のようです。
 A : 水面計です。
 B : シリンダードレンコックレバー(シリンダー排水弁作用コック)だと思われます。
 C : 汽笛弁(ホイッスルバルブ)です。
 D : 加減弁ハンドルです。テコ式のようです。
 E : 焚口戸です。
 F : 通風弁(ブロアーバルブ)だと思われます。
 G : 圧力計です。
 H : 手ブレーキハンドルでしょうか。
 I : ハンドポンプ延長ハンドルのようです。

 給水装置はハンドポンプだけでしょうか?。 おそらく、軸動ポンプも装備しているのではないかと思います。 もう一度、運転室を見てみます。 もしかして、これ()が、フィードバックバルブ(リターンバルブ)でしょうか?。


TMS 機芸出版社さまのブースです。多くの方が訪れています。


 先に拝聴した、ステージイベント「TMS1000号を語る」において、 TMS編集長の名取さまより、戦後の占領下では検閲があったとのことで、その模様を見に訪れました。


これは、C62の図面です。 HOゲージ模型の寸法かと思いましたが、よく見ると実機の寸法が書かれています。


 こちらは、動輪舎さま、ATLCO(アジアン・トレード・リンク)さま、 大澤ライブスチーム工房さまのブースです。 OSさま、セントラル鉄道さま、技功舎さま、モデルにクスさまなどが事業終了されるなか、 こうしたライブスチームメーカーさまが存在することは、嬉しいことです。


ATLCOさまが扱っておられる、5インチゲージのテンダー機関車のLNER A4 MALLARDです。


鮮やかなブルーの機関車です。


煙突です。2つあるのは、3気筒だからでしょうか?。


 軸配置は2C1で、かつ3気筒のテンダー機関車というと、日本ではC53が該当します。 どちらも、特急列車に用いられた機関車だと思います。

(その6へ戻ります)   (その8に続きます)  


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