ライブスチームの運転


968. 市川蒸気鉄道クラブさまの運転会にお邪魔してきました (その1)  (R8.1.10掲載)

 令和7年9月14日(日)〜15日(月)に開催されました ”ミニSLフェスタ in おやべ”に参加させていただいたときにお会いした、 動輪舎製 C1252のオーナーさまに、 市川蒸気鉄道クラブさまが行っておられる運転会にお邪魔したい旨、 お話ししたところ、快く了承していただきました。 そして、令和7年10月12日(日)に開催されました、運転会にお邪魔してきましたので、その模様をレポートします。

タカダモケイ 5インチゲージ C形タンク機関車
 当日朝4時55分に起床し、名古屋駅から東京駅に最も早く着く、のぞみ268号(名古屋駅6時37分発)に乗車し、 東京駅に8時12分に到着しました。東京メトロ大手町駅まで歩き、東西線で行徳駅に向かいました。 行徳駅で降車し改札口を出ると、なんと倶楽部のメンバーの方がいらっしゃいました。 ちょっとびっくりで、目的を伺うと、私と同じでした。そして、現地(行徳駅前公園)に8時55分に着きました。 画像は、タカダモケイ 5インチゲージ C形タンク機関車です。


 二十数年ぶりの訪問で、当時乗せていただいた子どもたちは、今は社会人です。 当時は乗車希望者としてであり、立ち入りできない機関区に、今回は入らせていただきました。 画像は、足回りに注油しているところです。


 公式側です。たしかこの機関車は自由形だと思います。 釜石製鉄所の専用鉄道を走っていたタンク機関車に、 どこか雰囲気が似ているように思います。


 こちらは、令和5年3月5日(日)に開催されました、よさみ鉄道倶楽部の定例運転会において撮影した、 倶楽部のメンバーの方のタカダモケイ製 B形タンク機関車です。 動輪の数に加え、ボイラー上のコブがこちらは一つ少ないです。また、動輪の数が一つ少ない分、全長が短いようです。


足回りです。弁装置は、ワルシャ―ト式でしょうか。


 公式側最後部に、ボイラー検査票があります。 市川蒸気鉄道クラブの理事長さまによると、”2年に一度のボイラー水圧試験を行うことを義務付けていて、 合格しないと走行できない”、とのことで、安全対策がしっかりとられています。 最近、世の中一般に安全に関する目が、厳しくなってきていると思います。 現にお客さまから、「貴方は(何らかの)資格を持っているのか?」と聞かれた倶楽部のメンバーがいます。
そうした状況のなか、
 ・OSさまや技功舎さまなどが事業終了されるなか、ボイラーの安全対策に取組んでこられた、 小型蒸気機関車製造者協会さまの動きが気になります。
 ・最近は、インターネットのオークションなどで中古の機関車を入手される方がいらっしゃいますが、 メーカーさま作成の運転説明書や組立説明書などのドキュメントも引き継がれているのでしょうか。 ベテランの方が取り扱われるのであれば良いのですが、そうでない場合が気になります。

 これまで、お客さまから指摘されていなかったから、問題にならなかったからといって大丈夫だと思わず、 自ら安全対策を強化することが必要なように思います。 メーカーさま任せではなく、倶楽部組織や倶楽部組織同士が連携して取り組むべきかもしれません。 人身事故が発生し新聞報道などなされれば、法的規制が強化されるかもしれません。 そうならないよう、努めていきたいと思います。
 なお、安全に関しては、777. ”安全”について (その1)(R6.1.14掲載) を参照願います。


タンク機関車ですので、次位に乗用台車を連結し、それに機関士兼機関助士が乗って運転操作します。


 次位の乗用台車です。 画像右側が前方で、画像左側が後方です。 乗用台車の座席の前に石炭を積載しています。 座席の後ろには、スチームオイルマシンオイルや灯油浸けと思われる木片などを積載しています。


 
 左の画像の機関車と乗用台車との連結部付近を、アップして見たのが右の画像です。 これ()は、乗用台車の水槽の水を機関車に送水するホースで、 おそらくサイドタンクの水槽と繋がっているのもの思われます。
 こちら()は鎖です。 何らかの理由で、板カプラー)が外れたときの備えです。 私はこれまで数回、走行中に機関車とテンダー又は乗用台車とが分離したところを見たことがあります。 板カプラーにピン(連結用ボルト)を差し込むだけでは、走行中の上下振動で抜ける恐れがあります。 Rピン(スナップピン)を横から挿し込んで、抜けるのを防止するなどの対策が必要で、 更に、本例のように鎖で繋いでおくと安心です。
 これ()は、圧縮空気を送るホースです。 機関区の端にコンプレッサーがあり、そこから供給を受け、ボイラーに取り込み、スチームアップ時に通風を効かせます。

(その2に続きます)  


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