足もとのアンカとタイル
「牛乳を注ぐ女」の絵を観てこの足もとのものを、どのように思いますか？「なくてもよい物？」でしょうか？私は、手で隠してみると、「あった方が良い。」と思います。
マウスポインタを写真の上に載せてみてください。
普通に観られます。
この箱状のものは、アンカというものだそうです。中の器に炭を入れて使うそうです。（⇒お勧め本No.4フェルメールとオランダの旅・フェルメールのタイルから・71ページ）。また、絵の中ではタイルまで細かく描かれていて、５枚あり、３枚まではタイルの絵も描かれています。この写真ではわかりませんが、アンカの影まで描かれています。
こういう描写は、細工なくそのまま描かれたと信じたいですネ。
実際に観たタイルは、模様まで細かく描かれていました。自分へのお土産に「タイル」を考えたのは、絵の影響が大です。本当に小さなものまでが、呼吸しているという感じです。
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