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レースを編む女性

 「レースを編む女性」は、とても小さい絵(25×21cm)です。多分、フェルメールの中でも1番小さい絵だと思います。
 所有する「ルーブル美術館」には、あの有名なレオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」(77×53cm)など多数の有名な作品のなかに、ひっそりとこの作品はあるのです。


 
しかし、ルーブル美術館の、この作品を観てフェルメールに惹かれた人は意外に多い。(⇒フェルメールとオランダの旅・パリ出合った小さな絵・6ページ)(フェルメールの眼・密やかな集中・37ページ)。

 では、真珠のような名作「レースを編む女性」をCatch eyeしてみよう。

レースを編む女性

この絵では、3箇所Catch eyeしました。探してみてください。

答(レースを編む女性)

 私は、少し傾いた台の上で、集中して仕事をする女性に、感動を憶えました。

 
レース編みは、オランダの女性の特技らしい(⇒フェルメール・新潮美術文庫・22レースを編む女)。作品には、それを暖かく見守るフェルメールの眼があると思う。


 次は、「水差しを持つ女性」について述べてみようと思います。

(2002年6月11日作成  9月4日加筆)



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