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ダリ(3)

 この絵もダリの絵の中では、らしくない絵ですが、実に奇麗に描かれています。ダリとガラは、大変仲の良い夫婦だったみたいです。どこに行くのも、いつも一緒みたいで、うらやましい夫婦生活です。ダリにとって、ガラは、妻であり、母でもあり、姉でもあったようです。


 ガラとダリが、出合ったのは1929年(ダリ25歳・ガラ36歳)です。彼女は、他の人とすでに結婚していました。なのに、お互い恋に落ちて、それからずっと、一緒に生活するわけです。ガラが死ぬのが、1982年です。実に50年以上の間です。


 この絵は、フィゲラスのダリ劇場美術館が所蔵しています。ダリがこの絵を描いたのは、1960年でキャンバスに描いた油絵です。大きさは、縦42cm×32cmです。

見えない鏡を見つめる裸のガラ

 

 『後ろ向きの裸体のガラは、スフィンクスである。このスフィンクスは、私に問いを浴びせるかわりに、私にかわって、あらゆる謎に問いかける(後略)。』(ガラのダリ)


 愛していないと描けない奇麗な後姿です。


 次のページでは、ダリが妹のアナ・マリアを描いた初期の作品『窓辺の人物』について掲載して、ダリを終えたいと思います。


(2002年9月30日作成)



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