ホームコメントしなかった作品合奏奏でる男性と女性

奏でる男性と女性

 合奏の名脇役は、ハープシコードを弾く女性とリュート?を座って弾く男性でしょう。私には、男性が弾いている楽器が何かはよくわかりません。ただ、左手が見えるので、何かの楽器だと思います(高木ブーのウクレラだったりして(^-^))。


 ただ、思ったのは、この男性は他の楽器も弾けるのではないか?ということです。絵の中には、机の上にはシターン?が置かれ、机の傍にはヴィオラ・ダ・ガンバが置かれてます。歌う歌に合わせて、この男性は楽器を選ぶのではないでしょうか?


 驚いたのは、この男性の体格のよさです。イスの幅の倍ぐらいはあります。そのためか、彼は斜めにイスに座ってます。イスが壊れないか、心配です(^-^)。また、イスの背もたれのオレンジ色が妙に気になります。男性の茶褐色の衣服の色とにコントラストが絶妙です。右の肩から斜めにかけているのは、マフラーのようなものでしょうか?


 1番奇麗に、フェルメールの絵の中らしく、描かれているのは、ハープシコードを弾く若い女性です。黄色の上着と白いスカートが艶やかに描かれており、その中で黒い部分が模様のようにあります。こういうドレスかもしれません。髪飾りもリボンと、真珠のネックレス、そしてイヤリングが描かれてるみたいです。


 ここまで、書くと、やっぱり観てみたいという気持ちが、こみあげてきます。かえすがえすも、この作品が、盗難にあったまま(⇒ガードナー美術館事件)のため、観れないのが残念です。




マウスポインタを画像の上に乗せて頂くと、普通に見れます。

 
 男性の顔も、のぞいてみたいものです。



(2002年10月9日作成)


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