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角膜新生血管治療

 
 コンタクトレンズ(特にソフトレンズ)を長期に装用していると、角膜(茶目)の酸素不足によって、結膜(白目)から悪い血管が角膜に伸びて来ます。このことを角膜パンヌス(新生血管)といいます。

 ひどくなると下の写真のようになり、黒目(ひとみ)に入って来て、さらに、放置すると、失明することにも、つながります。


 特にケアしない連続装用のソフトレンズシークエンス<承認番号:20300BZY00736000>アキュビュー<承認番号20200BZY00770000>・ブレスオーソフト<承認番号15300BZY01951000>など)のレンズを装用されている患者さまが、角膜パンヌスになることが多いです。



 こうなった場合の治療は、悪い新生血管を凝固するような外科的な治療もあるのですが、まずは、酸素不足が原因ですので、酸素を補ってやることです。そうすることにより、新生血管が枯れていくと言われています。


 そこで、『八丁堀眼科医院』では、ゴーグル(医療器具ではありません、一般のスキーなどに使うゴーグルです)に酸素を15分流して、角膜パンヌスを治す治療をしています。

 最初は、もう少し長い時間で行っていましたが、私自身ためしてみたのですが、長時間ですと少し疲れます。治療のあとは、目が奇麗になり『スキッ』とします。

 この方法と1日交換レンズを併用してもらうと、悪い血管は少しずつ、血が流れない枯れた血管になっていきます。



 心配な方は、完全予約制で行っていますので、まずはご連絡ください(082-224-3030・メール)。