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最近買ったもの2014冬〜2015初春


変換名人 IDE-SATA IDEドライブ接続タイプ L型 購入価格750円
ide-sata.jpg (14533 バイト)
 2個め買いました。とあるIDEディスクをつないでみたところ、どうしても動きません。そうこうしているうちに、DVDドライブが故障しているのを発見し、それは大変だということで、試そうとしていたIDEディスクをやめて余りもののATAPIドライブをこのアダプタにつけてみるとあら不思議、動くではありませんか。おまけに、当初つなごうとしたIDEディスクではなく別のハードディスクをつないでみると動くでしょ。これまた不思議。
 結果として、SeagateのBarracudaディスクまでもが故障しているらしいと判断。よく調べてみたところ、S.M.A.R.T.情報を取得しようとするとブルースクリーンになるではないか。もう、何がなんだか。


■SATAケーブル 108円

 2014年初め、店のでかいジャンク箱に山盛りになっていたはずのSATAケーブル。1年も経つとかなり売れて減ってきましたので、年末に1本買いました。意外と長めで約50cmです。普通なら30cm程度で十分なので、それで売れ残って困って中古屋に流れたのかもしれない。しかし、混み入ったデスクトップ機用にもう1本くらい持っていてもいいかもと思う私です。


■CD 星のカケラ(初音ミク)240円
星のカケラ
 中古屋で買いました。1曲めは、とてもかわいいです。

 ちなみに、アニメのキャラクターなどには一切興味は無いです。アニメのキャラクターは、アニメという一定の設定の中で一定の筋書きを演じてこそのものなので、そこから離れたものは何の愛着も沸かない。
 このオリジナル(を大切にする)志向は、クラシック音楽の鑑賞でも同様です。あまりに楽譜からかけ離れた演奏は嫌いなのです。想定された制約の中で最大限に自己を発現させるのが演奏家の役割でしょうが、制約をブチ破るなどと言いながら、芸術至上を旗印に自己の傲慢を隠すのはいけないと思いますね。
 ですから、フルトヴェングラーはほとんど聴かないんですよ。昔ハンス・フォン・ビューローとかいう怪物もいたようですが。

 たしか、こういう逸話がありました。
 あるとき、ハンス・フォン・ビューローは、歌劇「カルメン」を2倍の遅さで演った。最終の場面までそうだったのかは知りませんが、とにかくのろい前奏曲、のろいアリア。これを評論家は「これがカルメンの真の姿だ」と絶賛したそうです。

 ハンス・フォン・ビューローは自分を妄信する評論家をバカにしたのかもしれませんが、その前に、金を払ってその演奏に付き合わされた聴衆をなんとかしてもらいたかったものです。聴衆を置き去りにした点で、間違いなく傲慢です。歴史書にそう書かれていないだけで、実は19世紀後半は傲慢な指揮者が跋扈した時代だったのかもしれません。
 そうでなければ、チューバ入りの「第9」なんて出てくるはずがありませんぜ。


■HGSTのハードディスク 500GB 2,700円

 ハードディスク・ドライブについて、中古屋の店頭にあることのメリットは、送料が無い、価格は固定。デメリットは、店頭在庫のみ、使用状況/エラー状況が不明であること。
 特に製造年が4年以上前の、しかも大容量ディスクの場合、企業が毎時間ブン回していたという可能性が高い。24×365×4=35040。4年リースで使用終了になったディスクは、使用時間が3万5千時間を越えている、というわけです。実際にはどう使われていたかが寿命に関わるのでしょうが、お亡くなりになるのが比較的早そうだという予想は使用時間だけでも容易です。
 ヤフオクでも4万時間超えディスクはかなり見られます。こういうディスクを買わないように、とりあえずは製造年が現時点から3年以内のものを買うようにします(3年リースというのもあるので)。もちろん、ほとんど使われていないディスクも、無いわけではない。使い道が無かったから中古屋に売ったということも考えられるわけです。
 もちろん、エラーの有無は検査結果がわからない限り店頭では不明。

 今回対象のものは2011年製造なので、賭けに出ました。勝ちです。使用時間は4ケタ前半、エラー無しです。やりました!


3.5インチ→5.25インチ変換マウンタ 566円

 3.5インチベイ用のデバイスを5.25インチベイに載せるためのアダプタ。
 実はAmazonで抱き合わせ販売専用のマウンタを注文したが、1ヶ月を経過しても届かないので、仕方なく別の安いマウンタ。つまり上のリンクの製品を探して購入した。
 Amazonは抱き合わせで送料が安くなりますよと案内しておきながら、仕入れに失敗したのだろう。バカバカしい。


■ポータブル・ヘッドフォン JVC HA-S680-B 3,236円

 ビクターのHA-S680(黒)
 良かった点、音質が良い。大音量でも割れない。ケーブルが太め。
 悪かった点、上下前後にあと5mmだけ、パッドの口径が大きかったらなぁ。これはつまり自分の耳は平均より大きめということなのか。


玄人志向 SATA増設カード SATA2I2-PCIe 960円

 玄人志向のSATA2ポート増設カード。
 単純に増設できるのはいいが、S.M.A.R.T.情報の採取はできないようだ、ということに入手してから気付く。これ、ダメじゃん、と思う。でもまあ、DVDドライブとかには普通に使えそうだよね。まだ試していないけど。

■バーンスタイン指揮 ニューヨーク・フィル、アイザック・スターン独奏
 バイオリン協奏曲、1959年録音 880円

 この演奏のLPを買ったのは中学3年だったと思う。当時のカップリングはエグモント序曲だった。今回はレオノーレ第3番他になっている。
 バンスタはご存知の通り作曲にも精通したアメリカンな芸術家であり、楽団もアメリカンでスターンはアイザックだといったところで、オーストリアやドイツ的なイメージは無い。しかしきちんとベートーヴェンを演奏していることは間違いない。これは若い頃に繰り返し聴いたことへの贔屓ではなく、癖のない演奏なので、今でも十分に推薦できると思う。
 といいたいところだが、今聴くとどうにもCBSの録音は色気が無い。バンスタやスターンが若くて元気が良いというところがせめてもの救いだ。レオノーレ3番、カッコいいよ、バンスタ。

 話は変わるが、ジョージ・セルがクリーブランド管弦楽団で演奏したベートーヴェンを最近改めて聴いたが、なんともつまらない。
 セルはクリーブランドの常任になって楽団を猛烈に訓練し、ひとつの楽器であるかのようにまとめあげた、という紹介を読んだことがあるだろう。よく考えると、それはただ「訓練した」という事実のみで、良い演奏になるという絶対的な理由ではない。つまらない演奏が、その実例みたいな感じだ。
 ともかく、セルのベートーヴェンは響きも悪いし演奏に色気も無い。これがセルのせいなのかオケのせいなのか、それともまたおまえかCBSの録音のせいなのか?
 バンスタもセルも、CBSの録音で損をしているに違いないと思っている。そうそう、ワルターもね。
 かなり後、スターンがバレンボイムと録音したが、あまり良い印象を受けなかった。これもやはりCBSの録音のせいなのか。


■ASUS マザーボード P5Q 540円、電源600W 1080円

 ハードオフで一応ジャンク扱い。買いました。動きました。
 P5B-V , P5K , P5B の3台を持っていて、唯一遊び用の P5B を交換しようかと物色していたところの格安の P5Q であり、願ったり叶ったり。電源コネクタがP5Kなどと若干異なるので一瞬困ったが、元の持ち主はどうやら同時に電源も売ったらしくこのマザーに合うそれが棚に鎮座。
 実はグラフィックボードも売られていたが、大型ファンが2個も付いてあまりにも巨大なブツだったので断念。


(2015.1.12)



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