ご参考)JMT DAC 型番不明
ほとんど詳細が不明の、青いDACを買ってみました。JMT DC12Vデジタルオーディオデコーダー192KHzデジタルアナログオーディオコンバーターUSB
DAC入力USB/同軸/光出力RCA / 6.35mmヘッドフォンアンプオーディオコンバーターPS3 HD DVD
PS4アンプTVホームシネマ用、というタイトルのDACです。
https://www.amazon.co.jp/dp/B082G8DNW3/
若干の説明はあるのですが、どんなチップが使われているのか全く不明のDACでしたので、中身を紹介します。
このDACの製造元は、LENGTONこの会社の製品は、ネット上でいろいろと見ることができます。
さっそく内部画像。
左上、青いスイッチは入力切替用、
その下はC1237HA アンプ保護IC、
その下橙色はEC2-12NU
EMデバイス株式会社?のリレー、
ちょい左にLEDが2個。赤は電源、青はデータ受信時表示、
切替スイッチ右のICは、TPA6120A2ヘッドホンアンプ、そのすぐ下のそのまた抵抗の下にはOP275G。おそらくこれを通ってヘッドホン端子へ。
順に右へいくと、OPA2134PA オペアンプ、交換不可。RCA出力はボリュームに連動しているが、このオペアンプがゲイン調整に使われているのかもしれません。
DAコンバータは、CIRRUS LOGIC CS4398-CZZ、けっこういいものを使っている。
TOYOCOM TC0-711A 水晶発振器、
すぐ下のIC(U3)は、型番がわかりません。デジタル信号処理用に見えます。
そして、RCA出力。
右下のICは、BRAVO SA9023A
USBレシーバー、
左下は電源スイッチ兼用のボリューム、タイプはB10K
なお、裏側は、ちょっとキタナイ中華品質でした。
聴きますと、よい感じです。RCA出力はボリュームに連動しているので、OPA2134の出力が出ているのかもしれません。オペアンプの交換ができませんし、TPA6120A2によるヘッドホン駆動なので面白味はありませんが、初心者向けには手堅くまとめたという感じです。
ただ、大変な欠点があります。ヘッドホンジャックの左右が、逆なのです。RCA出力ばかり使っていたので、気付きませんでした。」
(2020.6.25, 2020.12.13)