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ご参考)現在保有のオーディオ


 ちまたでは、大勢の人が、あの演奏がいい、このCDはすばらしいなどと言ったり書いたりするが、使っているオーディオ装置が何なのか、どこにも記載が無い。それははっきり言って変であると思う。そういう自分との相違点を考慮せずに比較検討なんて愚の骨頂であろう。なので、私は記載しておく。
 ちなみに単体装置選択のポリシーは「極力、普通で無駄なく」、ケーブル接続に際するポリシーは「ケーブルは太く短く抵抗を小さく」である。結線は実はもう少し複雑であるが、本題とはほど遠いので機器のみ注目していただければよい。

1.CDプレーヤー

(1)KENWOOD DP-K1000

  
選択したポイントは「余計な機能が無い」である。なんとこのプレーヤー、ボリュームも付いていないのだ。先代のAccuphase DP-70Vがなめらかで落ち着いた味わいであったが、こちらはやや華やかである。現在は、もっぱらデジタル出力専用になっている。

(2)ポータブルCDプレーヤー

これらはアナログ出力専用なので、後述のアンプのアナログ入力端子に接続して使用する。

 Panasonic、@SL-S130、ASL-VP30、BSL-S310、CSL-SX220、DSL-CT500、ESL-SX332、FSL-CT510、GSL-CT520、HSL-SX410、ISL-SX480(写真の左から)


@SL-S130 1997年発売
  アナログボリューム。ヘッドフォン端子以外にライン出力端子がある。ボリュームを介さないぶん良い音になっていると思うが、たいした違いはない。傾けると正しく読み取るようになるが、水平では音飛びが激しいので、なだめて動かしている。これはグリス不足などが原因でレンズがうまく動かないからに違いない。似た機種で動かないものを入手し、そこからトラバースのみ移して普通に動くようにした。
ASL-VP30 1997年発売
  まあ、元気。ライン出力端子あり。DACを4個積んでいるのだそうだ。
BSL-S310 1999年発売
  まあ、元気。ライン出力端子あり。SL-Sシリーズの最後の世代。
CSL-SX220 2000年発売
  まあ、元気。アナログボリューム。電源が切れると、イコライズが有効に戻ってしまう。衝撃に少し弱い。
DSL-CT500 2003年発売
  元気。デジタルボリューム。電源が切れると、イコライズが有効に戻ってしまう。
ESL-SX332 2004年発売
  元気。SL-SXシリーズの最後のひとつ前の世代。
  デジタルボリューム。これも、電源が切れるとイコライズが有効に戻ってしまう。衝撃に少し弱い。
FSL-CT510 2004年発売
 1号機 元気。
 2号機 トラバースユニット2009年交換済。元気。
 3号機 トラバースユニット2015年交換済。元気。
GSL-CT520 2005年発売
  元気。中古だけど箱付きで買った。かなりきれいな品だ。
HSL-SX410 1999年発売
  元気。光デジタル出力が可能。故障品2個から、ニコイチで正常動作の1個を仕上げた。
ISL-SX480 2006年発売
  元気。とりあえず動く。

  この中で SL-CT520 のみ、内蔵のアンプが非力である。おそらく、内蔵電池を単三から単四に変えた設計変更がアダになったのだろう。SL-SX220は耐振機能がデフォルトで有効であるのがウザい。ちなみに、全ての機種で使用時にリモコンを取り外している。

(3)DVDプレーヤー(デジタル出力専用)
@A

@GRAMOLUX GRAMO-10HD
  GEOで売っていた、いわゆる安物DVDプレーヤー。IC2個くらいでDVDもCDも全部こなすような作り。合わない端子形状の部品をてきとうに作り上げるあたり、雑な神経でないと売れない、さすが中華。デジタル出力がある。
ASONY DVP-SR20
  音声をデジタル同軸出力可能な、いわゆる安物DVDプレーヤー。DVDデータの変換チップは、SONY製CXD99990R。コンパクトすぎて部品を圧迫するので、天板の上に何も置いてはいけない。

2.アンプ

(1)Accuphase E-406

  結局1点豪華で残ったが、アンプが非力ではどうしようもないので、この装置ははずせない。先代はサンスイのナントカ606みたいな名前だったが、覚えていない。

(2)ヘッドホンアンプ
 audio-technica AT-HA20、 FX-AUDIO-&NorthFlatJapan PH-A1J

  小型の製品に興味があったので買った。AT-HA20は、使わなくなって久しい。
  オーディオテクニカのAT-HA20は、オペアンプでゲインの全てを得る回路。一方、いわゆる中華アンプであり、かつ日本の会社による監修/指導で作られたPH-A1Jは、オペアンプ(NE5532Pを、LME49720NAに交換)の後ろに専用のトランジスタでゲインを得る2段構え。無理をせずに役割を分担するぶん、PH-A1Jは余裕のある豊かな音になる。逆にAT-HA20は余裕の無い作りながらも、これなら十分じゃないかと思う素直な動作。なお、どちらもボリュームは9時付近で十分な音量を得られる。


3.ヘッドフォン
 audio-technica ATH-A900
 audio-technica ATH-A500X
 audio-technica ATH-M20x

  「え、スピーカーじゃないのかよ」と思うだろうが、家族がうるさがるのでもっぱらヘッドフォンだ。ちなみに、スピーカーはヤマハのNS-500YSTを持っていたが、2018年4月に売り払った。

4.DAC
  下記の4つのDACを、KENWOODやDVDプレーヤーからのデジタル出力を介して、Accuphaseや PH-A1J に出力して聴いている。

 Amulech AL192-202CDA (左)  S.M.S.L SD-793II (中左) FX-AUDIO- DAC-X4J (中右) FX-AUDIO- DAC-SQ5J(右)

(1)Amulech AL192-202CDA
  
デジタル・オーディオ・レシーバ:Cirrus Logic CS8416
  DAC:Cirrus Logic CS4344
  ヘッドフォン出力用オペアンプ:新日本無線 NJM2768B
  コントローラ:STC 11F04E
  日本国内製造ではなく、中国製を輸入し国内でファームウェアをアップデートしたもののようだ。最低価格帯のDAC。必要最低限の部品で構成されているためか、音には余計な色付け無し。内部を見るとDACの出力をそのまま外に出しているかのよう。一応ステレオミニ端子があるが、ボリュームが無いので別途手頃なボリューム付アンプが必要。前述の安物DVDプレーヤーが一般的な良い品に化ける立役者。入力4系統(光2、同軸2)が便利。

(2)S.M.S.L SD-793ii
 中国製
  デジタル・オーディオ・レシーバ:TEXAS INSTRUMENTS DIR9001
  DAC:Burr-Brown PCM1793
  ライン出力用オペアンプ:TEXAS INSTRUMENTS OPA2134 を同社の LME49720NAに換装
  いわゆる中国製。日本ではありえない、内部の基盤に指紋。ま、それはともかく、部品はなるべく良いものを使用している様子。入力2系統(光1、同軸1)。
  ヘッドフォン端子側には、maxim integrated というアメリカ籍の会社(ただし社長が中国人)になるオペアンプ MAX97220A が使用されている。中国では使用頻度が多いのかもしれない。これは単なるオマケとみるべき。

(3)FX-AUDIO- DAC-X4J
 中国製
  デジタル・オーディオ・レシーバ:Cirrus Logic CS8416
  DAC:Cirrus Logic CS4344
  ライン出力用オペアンプ:TEXAS INSTRUMENTS NE5532P を同社の LME49720NAに換装したもの1台、LME49860NAに換装したもの1台
  CS4344は、安価な製品で非常によく使用されている。2つ上で紹介したもの同様、5000円以下のDACは皆このICではないだろうか。USBを使用しないので、USB DAC Cmedia CM108の基盤を取り外した。ノイズの発信源は極力減らすのである。
  
(4)FX-AUDIO- DAC-SQ5J
 中国製
  デジタル・オーディオ・レシーバ:旭化成 AK4113
  DAC:Burr-Brown PCM1794A
  ライン出力用オペアンプ:TEXAS INSTRUMENTS OPA2604 を同社の LME49720NAに換装
  結局、全てLME49720NAに置き換えた。USB用の基盤はとりはずした。なかなか良い製品である。

5.接続

 小型ながらもいろいろ装置が増えてきたので、ここで配線をまとめた。
デジタル系の入力は、
 @KENWOOD DP-K1000(光出力)
 A中国製DVDプレーヤー(同軸出力)
 BSONY DVDプレーヤー(同軸出力)
 CPanasonic SL-SX410(光出力)
  ここで、Bのみは同軸デジタル出力であり、光デジタルが無い。

これら4個を、DACの項で紹介した Amulech AL192-2O2CDA で出力1系統に集約する。切替は手動だ。Amulech AL192-2O2CDA は BLOPOWのDACと同じものだが、光デジタル2個と同軸デジタル2個の入力を持ち、出力はRCAアナログと光デジタル1個を持つという、珍しいスグレ物である。DAC機能は使わないことに決めた。

さて、この光デジタルの出力を、AUKEY SPDIF/TosLink 分配器(1入力3出力)を使って3系統に分配する。
接続先は、
 @FX-AUDIO- DAC-X4J → FX-AUDIO- PH-A1J(LME49860NA)
 AS.M.S.L. SD-793ii → FX-AUDIO- PH-A1J(LME49720NA)
 BFX-AUDIO- DAC-SQ5J → Accuphase E-406

となる。
とりあえずどう音が違うか評価すると、@Aの違いはまず聞き分けられない。Bは音が豊かでなめらかになる。

6.電源
 中華製の小型装置は皆ACアダプタ(スイッチング電源)を使う。S.M.S.L. SD-793iiは添付品の製品を使っているが、FX-AUDIO-には SUCCUL(サクル)のACアダプタで統一してある。
 さて、このACアダプタから下記のノイズフィルター製品「Petit Susie」を介して接続してある。一応ノイズを排除する機能はあるが、聴感上有っても無くても違いはない。もともとDACなどの回路に多少なりともフィルター機能(コンデンサ程度と思うが)が入っているため、違いがわかりにくいのではと思う。この製品が効くかどうかは、元々電源ノイズ対策の全く無い製品で試してみるしかないだろう。



(2019.5.11)



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