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ポータブル・ヘッドホンアンプ


外出するときで、荷物に余裕がある場合、ポータブルCDプレーヤーを持っていく。しかし、音量をあげると音が悪い気がする。実際にあまり良くない。ここで、ポータブル・ヘッドホンアンプ、いわゆるポタアンの出番である。
 世の中には大きく分けて2種類のポタアンがある。(1)DACを兼ねているもの (2)DACが無い、つまりアナログに徹しているものの2種類だ。こういうものの違いすらわからない人がいるので注意したい。さて私はそもそもスマホを持っていないし、持っていても多量のCDをスマホに入れる気も無いので、死ぬまでアナログ人生であろう。というわけで、ここでは(2)しか扱わない。

 ポタアンを選ぶにあたって、いろいろ観点はあるだろうが、最初に気になったのは、a)電池はどうなっているのか b)誰が作ったのか c)安い、の3点だ。バッテリーがすぐに劣化するようではダメであるし、どこの何者が作ったのかもわからぬようでは困る。で、そこそこ安いほうがいい。細々とした検討の過程は省略するが、数か月かけて考えた結果選んだのは


ヤフーオークションで売り出している、個人作成のものを選んだのである。回路は通称A47と呼ばれる、オペアンプを使ったアンプ回路では有名なものだそうだ。では選択基準に従ってみていこう。
 a)電源は、エネループもしくはエボルタ充電池の単4を4本組で使う。当然、交換は簡単である。
 b)この製作者は、同じタイプの品を今のところ4種類売っている。部品が乗っていない基板のみでも売っている。個人とはいえ熟練しているのだろう。
 c)安い。電池と充電器を含めれば5千円になるが、どこの製品かもわからぬものを使っていてバッテリーが劣化したら交換も費用も大変であるから、5千円は安いと見なければいけない。
というわけで、買った。2018年4月から使い始めてもう2年以上が経過したが、何ら問題ない。
オペアンプを交換できるので、そこはご自由に。余計な回路が無いので、オペアンプの音質がそのまま出てくる。なお、上に記載した4種類売っているという点については、本文をよく読んでおかないとオペアンプの選択で若干困る場合があるから注意。

 とにかく、こういう品で十分だ。そもそもノイズの多い屋外で使うことを想定しているのに、そこに数万円のポータブル・ヘッドホンアンプを使うのかな、ほんとに。もちろん、屋内で使っても、ノイズがあるとかの品質面で気になるようなところは無い。

 なお、タイミングの都合で、時折オークション一覧から消える場合がある。



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