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2005年08月18日

ベルギー余話2

ベルギー内の鉄道としては、パリからのTGV(日本でいう新幹線)があり、パリ・ブリュッセル間を主に走る。 本数は減るが、パリ・ケルン間を走るTGVもあり、これがリエージュを通る。 このTGVを使ってパリ日帰りをしたことがある、1998年、日蝕のあった年。 このとき学会慣例の水曜日は、まるまる講演は休みになり、学会は100%日蝕見学バスツアーになっていた。 これに申し込んでいなかったので、98%日蝕のパリへ1人で行った。 ちょうどパリ北駅に着いてしばらくしたら、日蝕になった。

ベルギーの面積は大きくないし、横長の国であるので、国際列車はあっという間に通りすぎる。 国内を走る列車のメインは東西に走るもので、西海岸のオステンドからブルージュを経て、ブリュッセル、ルーベンそしてリエージュに来るが、終点はドイツ領の(アーヘンを経由して)ケルンである。 終点がケルンになるのはTGVも同じ。 ベルギー鉄道の面白いのは、フラマン語圏とワロン語圏を通過するとき、アナウンスと電光掲示がともに通過内の言語に変わることである。 これは急行、普通を問わない。 ルーベン(フラマン語圏)を通るときに、リエージュもルィックと変わる(のでまごついたこともある)。

ベルギー鉄道はSNCBと書くが、フランス鉄道SNCFのF(France)がB(Belgique)に変わるだけ。 このフランス語表示がワロン語圏だけの使用で、フラマン語圏では別表現になるのかどうか、は未確認。


投稿者 tadashi : 2005年08月18日 02:28

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