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2005年08月19日
クルマ問題は山積み
「クルマの税金徴収」は氷山の一角。 金額的にはそれほど大きくない。 もっと大きい問題は「道路」と「車検」と「免許証」。 道路は「高速道路」つまり「道路公団」でこれは猪瀬さんのおっしゃるとおり。 「車検」にはいろいろな問題が絡む。 政府より自動車工業会(名称?)。 車検廃止(または期間延長)は自動車整備で飯を食っている連中の働き場を奪う。 前回でもこの綱引きでやっと「新車に限り2年を3年に延長」で幕を引いた。 車検のない欧米での「クルマの整備不良による事故率」と「日本の過剰整備による事故率」をまじめに調査したなんて聞いたことがない。 明らかに「面積あたりの車の数」が事故率に大きく関係している。 もっとも、車検廃止の場合は、「整備を自己責任」とする教育をしないといけないが、、、
免許証の期限も同様。 免許証取得に高額出費し、やっとゴールドとやらで5年。 広島でも郊外に免許センターという馬鹿でかい立派な建物がある。 あんな建物で仕事をする必要があるというのがおかしい。 「仕事を減らす」ということに真剣に取り組めば、昔の基町のちっぽけな建物で十分だろう。
「交通安全協会」というまやかしの協会も寄生虫以外のなにものでもないだろう。 いつも「寄付金」だと思って払うから、しょうもない免許証入れなんて受け取らない。 自動車整備にしろ安全協会にしろ、あぶれた人の働き口をどう開発するか、という問題を小さい政府は考えないといけない。 じつはヨーロッパでも失業率の大きいことが社会問題であるから、、、
構造改革でも、結局、「総論賛成、各論反対」というパターン。 自分のところの改革になると「反対」ということになる。 自分が痛い目に合うのはイヤだから。
投稿者 tadashi : 2005年08月19日 07:34