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2005年08月19日

コンサルタントが必要では?

選挙が近いせいか、構造改革とか年金問題とかでまたうるさくなってきた。 しかし、「日本の向かう先の議論はない」というより、いい加減な予測はあるが、「将来どうなるか」という正確なシミュレーションがない。 また、選択肢だって少なくとも3つか4つはあるはずなのに、そういう提示がない。 政党は自分勝手なことをいうだけで答えになっていない。 

無党派層というのは、選択肢を示してもらえれば、自分の選択肢と完全に一致するのは無理としても、それに近いものに投票するはず。 増える無党派層に対しては、いろいろなセレクションを示しコンサルトしたほうがいい。

暮らしの手帖という雑誌は昔はいろいろ商品をテストして、購入者に判断の資料を与えていた。 このとき、どのメーカーからも援助は受けないという原則があった。 選挙も同様、どの政党や団体からも影響を受けない組織がきっちりした判断資料を提供すべき。 新聞は本来そういう役割を持つべきだが、残念ながらどの新聞もすでに「色」がついている。 色つきだからよい、という見方もあるが、この困難な時期に一度冷静にすべてを分析し、正確な予測とそれぞれに対応する選択肢を示すのが本筋だろう。

メディアをとおして流れる情報には見るべきものは皆無。 選挙を楽しませよう、としているだけ。 「本質を見失う恐れ」も大きい。

投稿者 tadashi : 2005年08月19日 20:32

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