2005年10月08日
ギャップを埋めるには?
「技術」の伝承がよく話題になる。 日本の精密機械は、世界のトップを25年守り続けている。 半導体はすでに、プロセッサはインテル、メモリはサムスンがトップ。 PCは、今や(IBMを買収した)中国に行った。 まぁ、家庭電化製品はなんとかトップの位置にあるが。
今後を考えると、ひたすら努力する以外にない。 しかし、そういう状況に置かれた企業と、企業へ人材を供給する大学の間には、ギャップがある。 何が原因か?
学生さんには、インターン・シップで企業を知ってもらっては、という。 そのとおり。 一方、先生のほうはどうか? もちろん、企業出身の先生は、よく知っている。 ところが、先生の中には、企業の置かれている状況を知らない人がいる。
先生にも、インターン・シップが必要、ということになるが、、、
投稿者 tadashi : 2005年10月08日 01:35
コメント
こちらでは開学から9年経過してギャップがおおきくなってきつつあります。そこで、ギャップを埋めようとしてカリキュラムを更新しようとしたのですが、科目の変更による教員の負担増を理由にほとんど変わりませんでした。変えないといけないという点では全員一致するも、では誰のどの科目を変えるか?というと、新任教員の担当科目を変えるだけ。
新任教員というよりも、おおむね開学メンバーではない教員というほうが合ってるように思います。この感じは、どっかの大学と同じような...
ほとんどの開学メンバーは、いままでかたちづくってきたものを変更しながら、つまり新しい人は「そのまま」引きつぎながら、発展させてほしいと言います。もちろん、未来への展望あるいはビジョンといったものがあれば、そういうこともできるけど、学科長や学長にはそれがない(だから無理)。そこで、教員もインターンシップに行くべきという話には賛成です。というか、自分自身行きたいです。
それでは、現状どおりだとどうするかというと、今までのものをいったんリセットして新しく作り、過去のもので使えるものは再利用し、足りないものは新しくするしかないと思う。
しかし、既得権益の壁が厚くて、できない。任期が切れるまでにはと思うけど、それまで学科が持つのか...
死に体になってからも5年や10年は持つと思いますし、できることなら単なる杞憂で終ればいいのですが。
投稿者 さかい : 2005年10月08日 09:24