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2005年12月30日

正義と利益

「正義とは?」ということになると、定義が必要になる。 定義は人により異なるから、法律が必要になる。 「法律が正義か?」ということになると、いろいろ問題も多い。 しかし、世の中をまるく収めるためには仕方がない。

個人の関係は国単位の法律ですむが、国どおしの関係は、アムステルダムで扱ってはいるが、全然有効ではない。 力のある国は勝手に「正義とは」と言うことになる。

「アメリカは正義である」という定義がある。 これを仕方なく受け入れる国も多い。 理由は簡単、お金が欲しい。 もちろん、この定義を受け入れない国がある。 イラク戦争に反対したフランス、ドイツなど。

「EUは正義である」というには、まとまりが問題。 イギリスがEUの議長国になってうまくまとまるか、どうか。 もう1つの勢力は、かつてのソ連の代わりであるが、ロシアではなく中国。

「中国は正義である」と思う日本人は今は少ない。 しかし、そのほうが利益は多い、ということになると豹変すると思う。

日本は1945年8月15日に「豹変した」という事実があるから。

投稿者 tadashi : 2005年12月30日 17:31

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