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2006年02月04日

教育される立場から

カリキュラムは「教育される立場から」つくられないといけない。 それをすべてこなすと、どういうことになるかが重要なのである。 このこと自体はみんな異論はないだろう。

工学教育は「産業界への貢献」が第一義にあるから、「時代の流れ」がある。 「本当に必要なもの」を教えてくれ、というのが学生の立場であろう。

しかし、「自分がそれをこなすとどうなるか?」についてのズレに気づいていない人がいる。 「時代の流れ」を読めない人がいるとまずい。

もうひとつは、基礎分野の人。 工学がやはり読めない。 教え切れないため「テクニックで妥協している」ようだけど、それでは「心が通えない」。 テクニックではなくて、難しくいえば、「哲学」。

フランスのバカロレア(通称、バック)で「哲学」を試験するには異論も多いけれど、一理ある、と思う。

投稿者 tadashi : 2006年02月04日 00:49

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