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2006年06月11日
音楽は右脳処理だけれど
「感性入力を考慮した楽曲作成システム」といっても、出来合いのソフトの入力だけですむほど甘くはない。 甘くはないんだけれど、それも出ないと仕方ない。 データベースの例を Excel でつくるようなもので、それで喜んではいられない。 「そこから先をどうするか?」がけっこう難しいのである。
研究はなにを対象にしても、難しいものなのである。 が、その困難を乗り越える「情熱があるかどうか」がキーになる。
楽曲に関係する話では、「音楽の常識」がないと話にならない。 ふつうに音楽の常識があれば「打ち込みソフト」を使うことは大したことはない。 それを原点にして「研究」が始まるのだが、「新しく工夫したシステムをJava(かC)で書く」というプログラミング技術も当然必要になる。
音楽は右脳処理だけど、研究遂行は(プログラミング技術を含め)左脳処理の能力も必要なのである。 ハードのシステム構成といろいろなソフトの設定は用意してあげているが、さて学生さんの努力の結果はどうなるか?
投稿者 tadashi : 2006年06月11日 16:00