2006年11月02日
何も変わらない中で
高校の未履修問題もいい加減な決着になった、のは予想どおり。 中教審も期待できない。 「変化」を誰も求めていないからである。 しかし、教員の再審査などの結論は出すはずである。
働いている人への「締め付け」はきつくなっている。 会社、学校、・・・などすべて、現状よりゆるくなることはない。 何かを議論すると、結果は「もっと働きなさい」ということになる。
こういう「締め付け」に対し、「うまく処理できる人」や「不感症な人」はいい。 後者は組織にとっては問題であるが、本人にとってはノープロブレムである。 しかし、うまく適合できず「悩む人」がいる。 ここに問題が生じる。
大人へのいじめみたいなものであるが、問題解決は難しい。 大局的にみれば「何も変わらない」のであるが、局所的には問題を起こしているのである。
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投稿者 tadashi : 2006年11月02日 05:16
コメント
今学年度末に4年生が卒業したら、「日本にない大学」から「そこらへんにある大学」への変身が完了します。その結果はこれまでの入試結果にも表われているとおりです。
そして、「若い人のアイデア募集」と前の大学でも聞いたような気のする、この先どーすんねんという話になっています。しかしながら、現実にはなんにも変えませんし銭も人も物も権限も提供しませんとそれとなく書いてある改革案を見て、みなで脱力モードに入っています。風通しがいいだけマシですが...
投稿者 さかい : 2006年11月02日 11:40